【ゲームレポート】新生アローズが千葉ジェッツふなばしから勝利。あなぶきアリーナ初開催に6,699人が大興奮!ただいま香川県。渡邊雄太選手は25得点と大活躍!!
2025-26シーズン プレシーズンゲーム
香川ファイブアローズ 70-57 千葉ジェッツふなばし
@あなぶきアリーナ香川メインアリーナ
8月30日(土) 14:00 試合開始
(2Q 渡邊選手とマッチアップする根來選手。大観衆の前でハッスルプレーを魅せた。)
[新生アローズ好発進。B1強豪千葉ジェッツふなばしから勝利!]
千葉ジェッツふなばしは、Bリーグチャンピオンシップ優勝1回、B1地区優勝4回、天皇杯優勝5回、EASL 優勝2回を誇り、クラブ経営では営業収益が30億円越え。人気実力共に国内トップクラブ。昨シーズンはB1東地区2位、B1プレーオフ、クオーターファイナル進出。元NBA選手の地元香川の渡邊雄太選手はじめ、日本代表の富樫勇樹選手や原選手、田代選手等、実績十分な日本籍選手達、NBAフェニックス・サンズで渡邊選手とチームメイトのナシール・リトル選手、B1でリバウンド王を獲得したムーニー選手などその強力なタレントをロスターの上から下まで揃える。B1トップクラブと四国B3クラブの対戦。試合の前評判からは千葉ジェッツが圧勝と見る向きも少なくなかった。だが地元ホームの新生アローズがそれを見事に覆してみせた。
スターティング5に香川ファイブアローズは新加入のタッカー・ヘイモンド選手、磯山カロンジ・パトリック選手を先発ラインナップに起用した。
PG小林選手、SGヘイモンド選手、SF根來選手、PF磯山カロンジ選手、Cデイビス選手。昨シーズンから変化したチームをお披露目した。
千葉ジェッツふなばしはPG瀬川選手、SG原選手、SF渡邊選手、PFリトル選手、Cムーニー選手。元NBAプレーヤーのリトル選手を加えた。
第1クオーターから渡邊選手がダンクをアローズへ挨拶代わり。花のあるプレーで会場を盛り上げる。対するアローズは今林選手のふわりと投げたパスをデイビス選手が反応。アリウープダンクをたたき込んでお返し。「ここは僕たちのホーム」とばかりに、雄叫びを上げるデイビス選手。プロならではの迫力満点のプレーであなぶきアリーナに歓声が波打つ。第2クオーターからはアローズの前線からのディフェンスが機能し千葉のターンオーバーを誘う。新加入の今林選手のレイアップ、磯山カロンジ選手のインサイドの得点などでリードを奪い香川32-28千葉。後半に入ってもディフェンスの強度は下がらず、根來選手、高橋育実選手のスリーポイントシュート、高橋克実選手のレイアップの得点などで更にリードを拡げる。1試合通してアローズは強力なディフェンスを発揮。千葉ジェッツふなばしの全体のシュート成功率は32.2%と低調に留めた。また、アローズはチーム全体で9スティール、千葉のターンオーバーが15と相手の攻撃の目を摘んで逆転の隙を与えず大金星。最終スコア香川70-57千葉J。昨シーズンの作り上げた強度の高いディフェンスをオフシーズンにも更に磨きをかけて、あなぶきアリーナでのオープンニングゲームを見事に勝利で飾った。
[渡邊雄太選手は25得点を上げるゲームハイ。地元香川県でダンクやスリーポイントシュートなどで魅せる]
地元香川、凱旋試合となる渡邊雄太選手は、あなぶきアリーナに集まった6,699人の観客の前でNBAで6シーズンプレーしたその技を惜しみなく披露。
富樫選手からパスを受け、代名詞ともいえる美しいシュートフォームからのスリーポイントシュート、そしてダンク。迫力満点のプレーで会場を何度も熱狂させた。
この日はお祭り要素の強い試合。それでも渡邊選手は常に真剣勝負の表情だった。会場はアットホームな雰囲気で笑顔はあったが、アローズに先行される展開からは厳しい表情で時折緊張感も漂わせた。最終個人スタッツは32分11秒出場25得点2リバウンド。この日誰よりもコートに立ち一番の結果。期待をプレーで応えたてみせた。
「今日をきっかけにバスケットボールっていうものに沢山の人が興味を持ってくれると嬉しい。」試合後に地元、香川県でバスケットボールファンが更に増えることを願ってのコメントだった。渡邊雄太選手にとって、故郷の香川の人たちにバスケットボールの魅力を伝える特別な1日となった。
(香川:カロンジ磯山選手 10得点10リバウンド1アシスト1スティール 、高橋克実選手 8得点 2FG2/3 FT1/1 1リバウンド1アシスト 、デイビス選手 10得点5リバウンド1スティール )
(千葉J:渡邊雄太選手 25得点 FT 8/11 2リバウンド 、リトル選手 13得点6リバウンド1アシスト1スティール 、ムーニー選手 11得点8リバウンド2アシスト2スティール )
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