【ゲームレポート】アローズ、埼玉戦GAME2は惜敗!ビッグマン3人欠場も執念の猛追。
B3リーグ 2025-26 第7節 GAME2
香川ファイブアローズ 78 - 82 さいたまブロンコス
@高松市総合体育館
(第2クオーター、埼玉、松下選手に対して立ちはだかる様なディフェンス、高橋克実選手)
リーグ4位さいたまブロンコスとの上位対決GAME2。香川はコンディション不良の佐藤選手、ランプキン選手、そして前日のファウル裁定により磯山カロンジ選手と、ビッグマン3人を欠く緊急事態のなか、最終盤まで猛追を見せるも78-82で惜敗した。この敗戦により、今季レギュラーシーズン唯一の直接対決は1勝1敗。得失点差で+2とした埼玉が、最終順位決定で優位を確保した。B3リーグ第7節を終えての現在順位はアローズは3位、ブロンコスは5位とした。
危機を乗り越えた前半、そして第3Qの失速
ビッグマンはデイビス選手のみという危機も、籔内HCは「誰がロスターに入ってもやるべきことをやるだけ」と語った。アローズはスモールラインナップで挑み、チーム全員で守り、試合序盤からベテランの根來選手がシュートを決めるなど奮起。また、前半で高橋克実選手はスリーポイントシュートを3本決めるなどチームを牽引。チームリバウンドでも優位に立ち、前半を36-33とリードして終えた。しかし、第3クオーターでブロンコスが打倒デイビス対策を徹底。ブロンコス・泉HCが試合後「一人でデイビス選手を倒すことは出来ない。みんなで力を合わせてデイビス選手のところにハードワークさせようとした」と語った通り、バッドリック選手、オリバー選手のペイントアタックでの連続得点とトランジションオフェンスで流れを一変させ、このクォーターで10点差(54-64)をつけられた。
執念のラストクォーター、逆転に届かず
苦しい展開となったが、アローズは簡単に諦めない。デイビス選手がブロックに飛び、はじいたボールをなんとか自分達のものにしようと飛びついていく、泥臭いプレーが続いた。第4クォーター、ヘイモンド選手のスリーポイント、今林選手のドライブで猛追し、残り19秒にヘイモンド選手のスリーポイントで78-79の1点差に迫る。だが、最後の逆転のチャンスは今林選手のドライブからのアタックが相手のブロックに阻まれ、万事休す。最終スコア78-82で惜敗した。
勝利には届かなかったものの、チームで繋ぎ続けた執念に、ブースターからの惜しみない拍手が送られた。
次節は今週末、この高松市総合体育館でアースフレンズ東京Zを迎えてのゲーム。同じ場所に戻ってきた選手たちが、一回り強くなったアローズの姿を見せてくれるはずだ。
(香川: 高橋克実 選手 19得点5リバウンド1スティール 、デイビス 選手 8得点11リバウンド2アシスト2ブロック1スティール 、ヘイモンド選手 14得点3リバウンド1アシスト 、高橋耕陽 選手 8得点3リバウンド5アシスト)
(埼玉: バットリック選手 22得点9リバウンド1ブロック3スティール 、 オリバー選手 16得点14リバウンド6アシスト 、小西選手 9得点1リバウンド4アシスト1スティール 、松下選手 10得点1リバウンド3アシスト)










