ファイブアローズ

【ゲームレポート】香川「黄×炎」か、愛媛「沸かなん」か。大接戦の“予讃”四国ダービー、アローズがGAME1を制す。

りそなグループ B.LEAGUE 2026-27 B.LEAGUE ONE 第7節
愛媛オレンジバイキングス 76-78 香川ファイブアロー
@松山市総合コミュニティセンター
10月30日(金)19:05 TIP OFF
(香川の元キャプテン・兒玉選手(愛媛・右)と、現キャプテン・今林選手の熾烈なマッチアップから始まった)

B.LEAGUE ONE第7節、香川ファイブアローズは10月30日、松山市総合コミュニティセンターで愛媛オレンジバイキングスと対戦。愛媛76-78香川で接戦を制した。Bリーグ公式戦では2023年2月12日のB2第21節以来、約3年8か月ぶりとなる愛媛との“予讃”四国ダービー。香川は今季5勝7敗、愛媛は5勝6敗となった。平日開催にもかかわらず、会場には2,516人が来場し、両チームに熱い声援を送った。

コミセンが沸いた。愛媛が決めれば香川が応え、香川が決めれば愛媛が取り返す。そのたびに会場から大きな歓声が響いた。同点は2回、リードチェンジは12回。勝敗の行方は最後の最後まで分からない、息をのむ展開となった。

試合残り1秒、香川が2点リード。愛媛の古野選手がスピードに乗ったドライブから決死のレイアップを放つ。ボールはリングを弾き、リバウンドに飛び込んだ香川・今林選手がなんとかボールを弾き出す。最後はスキッパーブラウン選手が確保し、試合終了のブザー。黄色の歓声と橙色のため息が入り交じった。GAME1から、B.LEAGUE ONEの四国ダービーにふさわしい大熱戦が繰り広げられた。

第1Qから接戦が続く中、香川は第2Q序盤に10-0のランで流れを引き寄せたものの、愛媛も粘りを見せ、1点リードを許して前半を折り返した。勝負の第3Qでは、福田選手の3連続3Pをはじめ、外角シュートが次々と決まった。第3Qを26-17と圧倒してリードを奪うと、第4Q序盤には最大11点差をつけた。終盤は愛媛の猛追を受け、2点差まで詰め寄られたが、最後はリングを守り切った。

東島HCは”予讃”四国ダービーについて、「同じ地区で戦う相手でもあるので、一戦一戦が負けられない戦いになります」と話し、「最後の最後までどうなるか分からない接戦でしたが、選手たちが40分間一つになって戦い、辛抱強くプレーした」と、選手たちを労った。

また、東島HCは勝因にターンオーバーを挙げた。「普段は10本以上になるところを、今日は8本に抑えられたことが非常に大きかった」。アシストも22本とボールがよく回り、セカンドチャンスポイントでも20点を記録したことを評価した。

一方、愛媛のマヌエルHCは第3Qを課題に挙げた。「相手にペースを握られ、オフェンスリバウンドから20点を奪われてしまった。ここは間違いなく課題です」。

終盤は愛媛の猛追を受け、2点差まで詰め寄られたが、最後はリングを守り切った。リバウンドでは香川が43本、愛媛の39本を上回り、セカンドチャンスポイントでも20対9と優位に立ち、勝利を引き寄せた。

翌31日(土)は、同会場で14時5分からGAME2が行われる。

【愛媛 兒玉 貴通 選手が個人通算600本の3Pシュート成功まであと4本】

兒玉選手は、古巣の香川を「自分のキャリアの中で、最も長く在籍したチーム」と振り返った。対戦した印象について、「今の香川は若手にも実力のある選手が多く、勢いもあります」と警戒を口にした。そのうえで、「しっかり止めながら、良い時間帯を長くできるようなバスケットボールを明日はしたいと思います」と語った。

自身のプレーについては、アグレッシブに戦えた一方、2ポイントシュートの確率や、試合をコントロールすべき場面を反省点に挙げた。

この日は3Pを2本決め、個人通算600本まで、あと4本に迫った。3Pへのこだわりについては、「身長が低い分、アウトサイドからシュートを打つ機会が多くなります。その中で、自分の武器として3ポイントシュートを磨いてきたつもりです」と話した。翌31日の第2戦に向けては、「シュートの本数が増えても高い確率で決められるように、チームが勝つために積極的に打っていきたいと思います」と意気込んだ。

【愛媛】ラドヴィッチ 選手 24得点 6リバウンド 6アシスト / ハインズ 選手 9得点 7リバウンド 5アシスト 2スティール 1ブロック / パーカー選手 11得点 5リバウンド 1アシスト

【香川】ランプキン 選手 19得点 6リバウンド 3アシスト 1ブロック/  スキッパーブラウン 選手 11得点 15リバウンド 4アシスト 2ブロック /   福田 選手 14得点 3リバウンド 1スティール