【ゲームレポート】「風向きを変える」一撃!!アローズ11月ホーム立川ダイス戦GAME1を勝利。
B3リーグ2023-24 第5節1試合目
香川ファイブアローズ 94-71 立川ダイス
@高松市総合体育館 11月4日(土) 18:00試合開始
(1Q 上良選手からのパスを受けたダマ選手がダンク)
「このリーグの風向きをかえたい」試合後インタビューで上良キャプテンが静かながらしっかりとした口調で語った。10月の成績を4勝4敗としながら、決して満足する結果を残せていない、もっとできるはずだと、このゲームに入る前にチームミーティングで話し合った。
香川でのホーム開幕戦、籔内HCが曰く「ホームを守る。なにがなんでも」という意気込みで挑んだ10月の試合。その反省を糧にチームで奮い立ちカムバックしたこの日の試合だった。
「前のホームでは4試合やって初戦は全部負けてるので、本当にホームで連勝するっていうのは、やっぱり僕たちにとってこのホームを守るっていうのがやっぱりある」と上良キャプテンが気持ちを語った。
この日の試合は序盤から最後まで危なげなくアローズのゲームだった。
1Qこそ26-26と互角のペースだったが、2Q以降すべてのクオーターで立川ダイスを上回り香川ファイブアローズ94-71立川ダイスと現在4位とリーグ上位の戦績の立川ダイスを圧倒。立川ダイスのエース、アンドリュー・フィッツジェラルド選手を13得点と、ラベネル選手、ダマ選手を中心にマッチアップをしつつも、チームディフェンスで相手となる立川ダイスの得点力のあるバスケットボールを封じ込め、自分たちのやるべきバスケットボールをしっかりと表現。ランダル選手は約17分のプレイタイムながらも、20得点、ラベネル選手が21得点10リバウンドとダブルダブル、上良選手も11得点をあげるなど、これまでの鬱積した展開を見事晴らし快勝だった。
(香川:ランダル選手 20得点9リバウンド2アシスト0ターンオーバー ラベネル選手 21得点 10リバウンド4アシスト 上良選手11得点 3P 3/5 )
(立川:町井選手 13得点 フィッツジェラルド選手 13得点3リバウンド ファルゾン選手 12得点 9リバウンド)
(談話)
籔内 幸樹 HC:今日、選手達に言ったのが今シーズン始まってこれでホームでやるのが3節目で、まだホームの土曜日(GAME1)勝ってないということです。なので絶対今日は本当に勝ちたいというのをすごく伝えました。そしてホームで連勝するチャンスを得たということで、そこを明日もう1回しっかりチャレンジしたいと思っています。
僕はバスケットボールの試合を40分で表現しなくて2,400秒という表現をするんですけど、そのうちの1200秒は悪くないです。バスケットやってて試合中流れも悪くないんですけど、その次の半分の1200秒でなかなかちょっと難しい状況になる。(4勝4敗の戦績も同じく)ここは僕たちの今のあり方と現在地だと思うんです。でもこれだったらやっぱりなかなか上位にはいけないので、その1200秒を1400秒でもいいですし、1800秒、2000秒と(自分たちがやるべきバスケットをやる時間を延ばしていく)理想は2400秒。それをすこしでもやっていこうという話をしました。