ファイブアローズ

近藤キャプテン、熊鷹を射貫くスリーポイントシュートを一閃。アローズ4連勝。


B3リーグ2024-25 第23節 1試合目
香川ファイブアローズ 86 - 81岐阜スゥープス
@高松市総合体育館 3月1日(土) 13:00試合開始
( 3Q 6分57秒スリーポイントシュートを決める近藤選手)

上昇気流に乗り襲いかかる熊鷹をアローズの射手、近藤崚太選手がスリーポイントシュートで射貫いた。
香川48-43岐阜と後半開始から岐阜スゥープスの高橋快成選手のレイアップ、エドソムワン選手のダンクと1点差に迫られる重い展開だった。「相手の流れが良かったのでそこで切りたいと思っていた」と近藤選手。

右コーナーからデイビス選手のパスを受けると一閃。守ってはコート外に飛び出すボールに飛びつき追いついて倒れ込みながらもパスをして、チャップマン選手にボールを託す。速攻からそのままチャップマン選手がレイアップで得点を決めて6点差へと拡げる。今度はデイビス選手からのパスを左コーナーで受けるとスリーポイントシュートを再度一閃。
近藤選手が連続でスリーポイントシュートを決めてアローズは9-0のラン。更には今シーズン阿保AC、筑波SCと取り組んできたというフローターシュートを決めていく。この3クオーターでのプレーに「決め切れたというのは良かった」と胸を張った。近藤選手は3Qだけで13得点、放ったシュートはスリーポイントシュート3本を含む5本。そのシュートを全て決めきった。近藤選手の持ち味を発揮して岐阜スゥープスの勢いを断ち切る。


13点差をつけて4クオーターを迎えたアローズは、終盤岐阜のサンブ選手のダンクなどで再度追い上げを受けるが、試合時間残り10秒、高橋克実選手が放ったスリーポイントシュートが外れるも、アローズのダマ選手がゴール下に陣取りオフェンスリバウンドで収めて得点してこれが決勝点となった。アローズが岐阜スゥープス追い上げを見事に断ち切りゲーム1を勝利。近藤選手はゲーム全体ではチームハイの19得点を上げる活躍で近藤選手の今シーズン個人の最高得点、シーズンハイとなった。また、この日の優秀選手賞に選ばれる活躍だった。

試合後コメント

籔内 幸樹HC :

(試合を振り返って)

一つしっかりとって、もちろん流れがあるので僕たちがいい時間があったと思っておりますし、岐阜さんもいい時間帯もたくさんあって。
その流れが行ったり来たりはしてるなと思ったんですけど。ただしっかりその中で勝ち切ったっていうのはゲームのトータルで言ったら良かったなと思います。


(近藤キャプテンをはじめスリーポイントシュートが全体で10/23,43.5%と良かった)

確かに43%入って10本入ってるので、スリーポイントシュート良かったと思うんですけども。
それよりも失うときっていうのは、やっぱり(本来の)自分たちと違うことをすれば失うし。失ってたとしても自分たちのスタイルのバスケットボールをしっかりとやれば結局流れは戻ってくるので。
ただ流れを失ってから自分たち(のスタイルのバスケットボール)を出すってなるとやっぱりちょっと追いつかないときとか、ちょっとシチュエーションで間に合わないときもあるから。
やるべきことっていうのはどんなときでも自分たちがやるっていうところをやっぱりもう1回。
その結果スリーポイントでそのポゼッションが終わるのか、レイアップで終わるのか。というのはまた状況で出てくると思うんですけど。そっちの方(自分たちのバスケットボールしっかりやりきること)が大事だと思います。


(今日のスタッツで気になるポイント)

ターンオーバーです。(アローズ側が)前半9してるのかな。後半は逆に後半で3ぐらい終わっているのかな。
トータル岐阜さんのスティール5っていうのもよかったかなと。逆にうちがスティール14。これがすごく良かったなと。逆に岐阜さんが多分そういうゲーム(スティールをしかけて相手のターンオーバーを多く誘発していくスタイル)をしたいので。そういうスタイルをして、ポゼッションを取って、イージーレイアップをとって、スリーポイントを取ってと、(岐阜スゥープスのバスケットボールを)したいと思うんですけど。
そこを限りなくしっかりとできた(岐阜スゥープスのバスケットボールを出させなかった)ってのはトータルよかったかなというふうには感じてますはい。


(ディフェンス面について)

ディフェンスができるシチュエーション(しっかりと守れる。相手のオフェンスを理解してしっかと対応できている状況)だったらディフェンスはいいと思います。
選手達も自信を持って良いと思うんですけど。結果、ディフェンスをできないシチュエーション(攻守の切り替えの中などでディフェンスのズレが起こってしまっている。カバーが遅れてしまう場面)でやっぱりディフェンスが終わってしまってる。っていうところに対してもっと意識した方がいいんじゃないかなと。
もちろんディフェンスは彼ら(選手達)が自信持てばいいからこそ。ディフェンスが出来ない状況でディフェンスをしたくない。それが一番大事かなと思います。

(試合後のコメントで岐阜に勉強させてもらったという話もあった)

気持ちいいですね岐阜さんを見ていても。やっぱり自分たちがやろうとしてることを、コーチ(小林康法HC)のバスケットを、自分たちのバスケットをやろうとするのが本当に何節見ててもしっかり感じられたので。
やっぱりああいうのっていうのは、別に今日勝った負けたとかじゃなくて。やっぱり自分たちの(バスケットボール)をやろうとしてるチームの僕は一つの岐阜さんと思っているので。そこに対してもすごいリスペクトあるし。やっぱりそれが大事なんだよっていうのは、別に彼ら(アローズの選手たち)が岐阜さんに劣ってるとかじゃなくて、もちろん勝っているところもあるし。ただもちろん岐阜さんが勝っているところはあると思うので、まずそこを(選手達も)しっかり感じてくれたらよかったかなと思ってます。


(香川: 近藤選手 19得点 1アシスト 3リバウンド 、ダマ選手 16得点 2アシスト 9リバウンド 2ブロック 2スティール 、チャップマン選手 8得点 7アシスト 8リバウンド 5スティール ) 


(岐阜: アンドレ選手 25得点 5リバウンド 1ブロック 1スティール 、 高橋快成選手 19得点 4アシスト 5リバウンド 1ブロック 2スティール  )

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