ファイブアローズ

【ゲームレポート】KJのスリーポイントシュートがオンファイア!11月ホーム戦を4連勝で決める!!

B3リーグ2023-24 第6節2試合目
香川ファイブアローズ 89-67 豊田合成スコーピオンズ
@高松市総合体育館 11月12日(日) 14:00試合開始
(3Q終盤にスリーポイントシュートを決めブースターの声援を受ける松井選手)

第6節第2試合豊田合成スコーピオンズ戦を香川ファイブアローズが勝利。11月のホーム戦を見事4連勝スタートで飾った。4連勝は2シーズンぶり。
MVPはKJこと松井啓十郎選手。3連続でスリーポイントシュートを成功させるなど、合計でスリーポイントシュートを7/10成功させてチーム・ハイの21得点。勝負どころでのシュートを決めるなど香川の勝利を牽引した。

この日のKJ選手は切れに切れていた。籔内HCが掲げた「ホームは守るべき場所」という今シーズンの香川ファイブアローズのチームミッション。そのホーム戦の大事な4連勝のかかったこの日の試合だった。
序盤の展開では「相手ディフェンスがパックライン(3ポイントラインよりも1メートルほど内角の位置、自陣のゴール近くでDFの同士の距離を詰めて守りを固めること)で、チームでそこにアジャストすることを意識した」とランダル選手。それならばと、ランダル選手からパスを受けたKJ選手がすかさず外角から射貫き、前半だけで3ポイントシュートを3本中3本成功。前半終了時に香川ファイブアローズ52-26豊田合成スコーピオンズと圧倒。
圧巻は3Qの残り時間1分を過ぎた終盤の場面だった。ディフェンスリバウンド取ってそのまま走ったランダル選手からパスを受けてスリーを決めると、その次のポゼッションでも同じ展開で、スリーポイントシュートを連続で成功させた。大量リードで始まった3Q、じわじわと点差をつめられる重くなりかけた空気を一変させた。
とどまることを知らないKJは4Qの入りも勢いそのまま、もう一度スリーポイントシュートをたたき込み3連続でスリーポイントシュートを成功。高松市総合体育館に集まったブースターからの歓声による後押しを受けた。勝利に向けて勢いをしっかりと引き寄せた瞬間だった。KJ選手のこのパフォーマンスに籔内HCも試合後、「シュートを打つことというのが、彼の仕事で、シュートが入るというのは、エクストラワーク(仕事の結果ついてくるもの)だと僕は思っているが、ただ本数を打つだけでなく、しっかり決めきることができるのは彼が本当にプロフェッショナルであるということと思う。シューターとしての意地を見せた」と頬を緩ませた。

大事なホームの4連戦で見事全勝を収めた香川ファイブアローズ。
次節は11月16(木)、17日(金)、8勝4敗で並ぶアウェー東京ユナイテッドBC戦だ。新加入チーム、大きく編成が変わったチームだらけで12戦終えてもいまだモザイク模様のB3。ファイブアローズは連勝を伸ばして「本命」の一角へ名乗りを上げる!

(香川:松井選手 21得点 3P 7/10 3リバウンド ラベネル選手 20得点 6リバウンド1ブロック ランダル選 15得点 12リバウンド7アシスト )
(豊田合成:ロス選手 22得点10リバウンド 竹村選手 13得点6アシスト )

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