【ゲームレポート】アローズプレーオフ初戦、東京ユナイテッドBCに勝利!
B3 PLAYOFFS QUARTERFINALS 2023-24 1試合目
香川ファイブアローズ 71-66 東京ユナイテッドバスケットボールクラブ
@高松市総合体育館 4月20日(土) 18:00 試合開始
(2Q、ランダル選手がスピンムーブでダブ選手をかわす)
第7シードの東京ユナイテッドBCをホーム高松に迎えてのプレイオフ初戦。今シーズン平均失点が香川が1位(73.8)、東京Uが2位(74.6)とディフェンスが得意チーム同士の対戦。「こういうゲーム展開になると思っていた」と試合後のランダル選手。
前半を香川46-40東京Uと香川6点リードで折り返したが、後半からはさらにタイトな試合展開にもつれ込んでいった。
お互いがシュートを簡単には決めさせない展開が続いたが、4Q終盤にフォファナ選手がペイントタッチでシューティングファウルを貰い、フリースローを決めるなどして簡単に東京Uにリードを渡さない。守っては東京U徳川選手のジャンプシュートをダマ選手がブロックショット。
4Q残り1:48のところでマドゥアバム選手が得点して香川68-66東京Uと2点差まで詰め寄られるも、ランダル選手、ラベネル選手がディフェンスリバンドを取りながら、ラベネル選手がフリースローを獲得ししっかりと決めきりながら試合を締めた。最終スコア香川71-66東京Uとプレイオフの大事な初戦をアローズが勝利で納めた。
ランダル選手が16得点9リバウンド7アシスト2スティール、ラベネル選手が19得点8リバウンド1ブロック、フォファナ選手が11得点スリーポイントを3/4で決めるなどした。トータルリバウンド数で香川、東京Uが互角の37本としたが、香川がスリーポイントを12本に対し東京Uは6本とフリースローの得点を13得点に対し東京Uが6得点とアウトサイドシュートとボーナスショットの確率で上回った。
(談話)
籔内 幸樹HC:
(試合を振り返って)
東京ユナイテッドBCを66点に抑えたことは良かったと思っている。ただもっと出来るはず。自分たちの良いディフェンスをしていきたい。TUBCさんは素晴らしいチームで本当に良いディフェンスをしてくるチーム。もう少し人とボールを動かしていかないと、相手のディフェンスも甘くはないので、修正をして明日挑みたいと思う。
(今日良かった選手は?MVPを上げるならば)
啓太郎(木村選手)ですね。4Q7:54でのスリーポイントシュートのところでしっかりと打ち切ったところ。決めきるというのはすごく難しいところ。
(プレイオフの初戦を勝利した)
やっと23−24シーズンが始まったような気持ちでもある。開幕戦をしっかり勝てたということは本当に良かったと思います。
ただ重要なプレイオフの試合でもう少しお客さんに来て貰いたかったというのもあります。明日、応援を是非よろしくお願いします。
アンドリュー・ランダル 選手:
(試合を振り返って)
試合を勝てた点が良かったが、相手の方が正直ハッスルしていたシーンが多かったとも思っている。そこに自分たちが気持ちの面でも負けないようにやっていかなくてはいけない。最後に試合を勝てたことが良かった点です。
(プレーオフを闘う上で重要な部分は?)
ポゼッション(1回毎の攻撃、守備)をきちんと意味のある、自分たちのチームにとって価値のあるものにしなくてはいけない。何も生まれない試合展開、意味のなさないことを続けてはいけないということ。オフェンスでもディフェンスでもしっかりと意味があるということが大事。この試合のあとで、フィルムをしっかりと見て修正しなくてはいけない。今日は試合に勝てたということが良かった。
フォファナ・ママドゥ選手:
(試合を振り返って)
まずはプレーオフの初戦勝てたってことがまず一番ポジティブなことで、バスケットボールの内容とかそういうのはミスだったりできなかった部分が多かったんですけど、勝てたことが一番良かったと思います。前半は個人的なところでは、3ポイントシュートが入った場面があったけれども、後半は相手がアジャストして打てなかったので、そのときに自分が何ができるのか、他の例えばディフェンスだったり、他にシュートを打たなくてもできることたくさんあるので、そういうところをしっかりとやっていきたい。
(4Qのフリースロー中に古巣TUBCブースターのブーイングは効いた?)
TUBCのブースターの人はみんなすごい温かくて、プレーオフでこうやって来てくださっても何か僕を応援してくれるというか。そういう方がすごい多いので。でもフリースローのとき、すごく煽られましたけど、決めてやるっていう気持ちで。(笑顔)
(明日に向けて)
プレーオフに向けてそれをどういうふうに改善していくのかっていうのを日々考えながらやってて、結果、勝つことが大事なので。僕がその課題をどれだけ遂行できるのかっていうのが本当に重要だと思うので、明日の試合もその後の試合も引き続き頑張りたいと思います。
(香川:ランダル選手 16得点 9リバウンド 7アシスト 2スティール ,ラベネル選手 19得点 8リバウンド 1ブロック、フォファナ選手 11得点 3ポイント成功率 3/4)
(東京U:今林選手 20得点、 クレイグ選手 7得点 12リバウンド 9アシスト、マドゥアバム選手 12得点 5バウンド)