ファイブアローズ

【ゲームレポート】3Qの失速が痛手に。アローズ、最終盤11点差から猛追もあと一歩。


B3リーグ2024-25 第14節 1試合目
香川ファイブアローズ  80- 82  徳島ガンバロウズ
@高松市総合体育館 12月29日(日) 18:00試合開始

(4Q1:16、同点となるスリーポイントシュートを決めて飛び跳ねる近藤選手)

今シーズン最多となる2,272名の観客を集めた年末ホーム四国ダービーのGAME1。満員御礼とも言えるこの日のダービーでホームを守ってアローズブースターに勝利を。しかし、それもあと一歩届かずだった。

この日、前半香川53-40徳島と序盤優位にゲームを進めたアローズ。しかし3Qにドーソン選手のスリーポイントシュートやクエルバン選手、若狭選手のレイアップなどで、3Q香川64-67徳島と前半のリードを失い逆転を許してしまう。更には4Q4:49に徳島ドーソン選手のスリーポイントシュートで香川69-80徳島と11点差をつけられてオフィシャルタイムアウトに入った。

今シーズン最多2,272名の観客の前にこのままでは終われないアローズ。

4Q3:51、高橋育実選手の速攻からのレイアップ。ここを皮切りに猛追していく。高橋育実選手のドライブからの合わせでダマ選手がフリースローを獲得。更には請田選手がダマ選手とピックアンドロールのプレーからスリーポイントシュートを決めるなどし、勢いを取り戻していく。すると4Q1:16に左コーナーで高橋克実選手からパスを貰った近藤選手がスリーポイントシュートをヒット。香川80-80徳島と遂に同点。11−0のランを決める。
しかし、試合時間残り1分。香川はチャップマン選手のスリーポイントシュート、デイビス選手のインサイドペイントでのアタックを仕掛けていくも入らず。残り6秒で徳島ガンバロウズ、ドーソン選手がドライブからのフローターショットをデイビス選手の手をかすめるように決めて香川80-82徳島とし、決勝点。アローズはあと一歩届かず悔しい敗戦となった。

試合後コメント

籔内 幸樹HC :

(試合を振り返って)

今日は今シーズン最多となる観客の皆様が来ていただいたゲームで勝てなかったていうのはすごく申し訳ないなっていうのが一番です。

(やるべきバスケ)を40分しないといけない。仮に40分できなかったとしても、38分、35分、30分(少しでも長くできるように)しないといけない。結局今日も(前半の)20分しかできない。その中でも、4Q(11点差を追い上げてきた部分から最後)少し兆しを見せましたけれど。
ちゃんと1ポゼッション1ポゼッション自分たちのコンセプトをやりなさいと。
一つのアクションに対して、必ず自分たちがただ単にやってるんじゃなくて、意味のあるアクションをしなさい。というのを彼たちにずっと言っていて。多分きっと皆さんオフェンスがしんどいなって思っていると思うんですけれど。ディフェンスなんですよ。ディフェンスがやりきれなくなる。
あれだけ簡単にバックカットされる。レイアップされる。トランジションで走られる。レイアップされる。
プロだからこそ、当たり前のことを当たり前にやらないといけないし。それをできてないのにあのときのシュートがどうだったとか、このときの動きはどうだったって言ったってそこはもしかしたらちょっとなんか、コーチが何かを与えたりとかヒントを与えたら変わるかもしれないすけど、でも本当に大事なところとか、かっこつけて見なかったりとか。何かあれは次はもう絶対にバックカットされないよとか。あれはもう絶対次はリバウンド取られないよって言ってて。結局岩手も取られて、ユナイテッドも取られて、徳島も取られてっていう。結論を取られてるわけじゃないですか。
ちょっと勘違いしてるというか、矢印を向けるところと内容に関して、本当に自分たちが情けない姿を見せたってことは理解した方がいいんじゃないっていうだけは今日話しました。

(香川: ダマ選手 18得点 フリースロー 7/9 6リバウンド 、 デイビス選手 13得点 10リバウンド 3アシスト 1ブロック、 チャップマン選手 15得点 7リバウンド )

(徳島:ドーソン選手 23得点 5リバウンド 3アシスト 1スティール 、 コームズ選手 14得点 12リバウンド 4アシスト 1ブロック 、クエルバン選手 16得点 )

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