ファイブアローズ

【ゲームレポート】アローズ、東京ユナイテッドBCとの上位対決!GAME1を奪取!


B3リーグ2024-25 第13節 1試合目
香川ファイブアローズ 86 - 78 東京ユナイテッドバスケットボールクラブ
@高松市総合体育館 12月21日(土) 14:00試合開始
(第4クオーター59秒でヴァーグ選手と競り合いルーズボール追って得点するチャップマン選手)

我慢の展開の中、最後の最後に流れを掴んだのはアローズの方だった。
4Q1:28、請田選手がジャンプシュートを決めて香川79-78東京Uとリードを奪った。
東京Uポゼッションで長尾選手のドライブレイアップ、ヴァーグ選手のスリーポイントシュートと東京Uの波状攻撃を何とか防ぎきると、香川のデイビス選手と東京Uガスティス選手のリバウンド争いの競り合いで、ボールが大きくはじかれると、そのボールに反応した香川チャップマン選手がヴァーグ選手と競り合いながらボールをキャッチしてそのままゴールをチャップマン選手が奪った。香川81-78 東京U。試合残り時間1分を切った最終局面でモメンタムを掴んだアローズは、デイビス選手がガスティス選手からファウルをもらい、フリースローを得るなど更にリードを拡げて勝利。

上位対決となった今節GAME1はやはり手に汗握る接戦だった。
前半から岡田選手が連続スリーポイントシュートを決めるなど、抜きつ抜かれつで同点。
3Qは香川61-67東京Uと東京Uにリードを奪われ劣勢だったが、
4Qの出だし5分で高橋育実選手のバスケットカウントのプレーをきっかけに、香川が13-0のランを決めて香川74-67東京Uとアローズが爆発力を見せて一気に逆転。
しかし今シーズン好調の東京ユナイテッドBCはガスティス選手のインサイドや長尾選手のスリーポイントシュートを決めて、試合終盤の局面で1ポゼッションゲームへと突入した。

東京ユナイテッドBCからしても、昨シーズンプレーオフでアローズと対戦した負けたくない相手だ。
今シーズンもお互い平均失点が約70点とディフェンスに力を入れるチーム同士でディフェンス中心の攻防に力が入った。
我慢我慢の展開で、ひとつのきっかけで勝利がどちらに転んでもおかしくない中だったが、「選手達がオフェンスリバウンドを18本取られる中でも我慢して我慢して掴んだ」(籔内HC)勝利だった。

試合後コメント

籔内 幸樹HC :

(試合を振り返って)

今週TUBCさんとやらせていただく中で、お互いの順位であったりとか勿論関係してくるのはあったんですけど、そこはあまり気にせずにレギュラーシーズン中の一つの大事なゲームということで(ゲームに挑みました)。勿論(東京ユナイテッドバスケットボールクラブ)は素晴らしいチームで連勝中のチームです。そこにむけてやることはやる中で、それ以上に、初戦のホームゲーム埼玉戦を負けても次の日曜日の試合に絶対負けないよって言ってしっかり勝つ。昨シーズンの連勝チームレコードを延ばせるか延ばせないかの徳島戦のアウェーもしっかり勝つ。やっぱり彼たち(選手達)はここ(肝心要な試合)っていうところでは勝ってきている子達っていうのがあったので、なので今日のゲームっていうのは勿論自分たちのやるべきことをいつも通りやる中で、それプラス直接対決だとか、みんな外がいうようなことに対しても彼たちはしっかり乗り越えてくれるんじゃないかなと思ったのでそれが最後しっかり結果に出て良かったかなと思っています。

(4Qの残り2分からのゲームクロージングで勝てた要因)

イージーのスリーポイントとレイアップを与えなかったっていうところが一つと、これはもう本当運もあったと思います。オフェンスリバウンドっていうのはTUBCさんの武器で。最後の2ポゼッションのオフェンスリバウンドがガスティス選手がオフェンスファールになったことと、もう一つはガスティス選手が強く弾いたやつが、たまたまチャップ(チャップマン選手)のところ落ちてきて少し簡単なポイントになったところ。この2ポゼッションでゲーム決まったんですけど。この2ポゼッションっていうのが、ほんまに彼たちが我慢したギフトだと思うんですよね。

なにか戦術的に取ったとかわけではなくて、彼らがオフェンスリバウンドを18本取られる中でも、我慢して頑張って頑張って頑張ってやってきたからこそ最後の2本のところで。(勝利を呼び込むことが出来た)
バスケットボールって最後の2本だけ帳尻合わせのように自分たちの方に流れなんてこないので。あの二つのポゼッションがあったというのは、本当に選手達が今日しっかり頑張ってくれたから、頂けた勝利じゃないかな。
今日、12月21日はバスケットボールの日(バスケットボールが生まれた日と呼ばれる)なので。今日はそういうギフトがあったのかなって思っています。

(香川:チャップマン選手 22得点 11リバウンド 5アシスト 2スティール 、 デイビス選手 12得点 フリースロー 10/12 8リバウンド 3ブロック 1アシスト、請田選手 10得点 3アシスト 、 岡田選手 10得点 3P 3/5 、 ダマ選手 9得点  7リバウンド )

(東京U:ガスティス選手 12得点 15リバウンド 2アシスト 2スティール 、 今林選手 15得点 4リバウンド 4アシスト 、チョル選手 10得点 4リバウンド 1アシスト 1スティール 1ブロック 、 ヴァーグ選手 11得点 5リバウンド 1アシスト 1スティール )

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