【ゲームレポート】『5本の矢』は追い風を受けて。新「あなぶきアリーナ香川」でのSEMIFINALSホーム開催まであと1勝!
B3 PLAYOFFS QUARTERFINALS 2024-25 2試合目
香川ファイブアローズ 87-63 新潟アルビレックスBB
@高松市総合体育館 4月27日(日) 14:00試合開始
(小林巧選手は3Qだけで10得点。レイアップは新潟のハント選手のブロックをかいくぐる。)
大きく点差が付き、ファイブアローズボールとなったラストポゼッション。大きな拍手とメガホンの音で試合終了のブザーはかき消されそう。
選手たちはさも当然であるかのように勝ち名乗りと大観衆からの祝福を受け取った。
ファイナルスコアは87-63、QUARTERFINALS第2戦、香川ファイブアローズは新潟アルビレックスBBに勝利し1勝1敗のタイとなった。
27日に行われた試合でB3リーグ2位の東京ユナイテッドバスケットボールクラブが敗れ、SEMIFINALSへアースフレンズ東京Z(第7位)がコマを進めたため、第3位の香川ファイブアローズは勝ちあがると、順当に行けばなかったはずのホーム開催権を獲得することとなり、2月にオープンしたばかりの「あなぶきアリーナ香川」で念願のホームゲームを、しかもB2復帰をかけた大一番で実施できることになった。
因みに、新潟アルビレックスBBも第6位で東京Zよりも上位のためホーム開催権が得られる立場。
28日19時から行われる第3戦は、1年でのB2復帰を目指す新潟、昨年最後の最後でできなかったB2復帰を何としても果たしたい香川がともにホームでできるSEMIFAINALS進出をかけて激突する業の深い試合となる。
試合は終始香川ペース。
競っていたのは1Q中盤まで。4分32秒チャップマン選手のスチールからダマ選手のフィールドゴールへ繋いて9-6とすると、ベンチから出てきたメンバーが躍動。高橋克実選手のスリーなどで快調に得点を伸ばし、1Q終了で28-17とすると、その後3ポゼッション差以内となることはなく新潟に付け入るスキを見せなかった。
特に第1戦、4Q立ち上がりに新潟の追い上げをまともに浴びたローソンジュニア選手、高橋選手、小林選手はそれぞれ10得点以上を挙げてリベンジ達成。ダマ選手の12得点とあわあせ、ベンチスタートの選手計4名が10得点以上を挙げた。
籔内ヘッドコーチは、「何か特別なことをやって勝っているのであれば、新潟さんにそれを返されたらどうしようかなって思うんですけれど。自分たちがやってきたことを、自分たちのコンセプトをやりきる。今日40分四つのQでできたんだったら、もう四つのQやりきるだけかなと思います。」と次の勝利も当然できることとして目に力を籠める。
12得点を挙げた高橋克実選手は「明日勝たないと意味がない。第3戦の明日は平日開催ですけれど、たくさんのブースターさんに足を運んでいただきたいですし、この一戦が大事な一戦になってくると思うので、チーム全員で勝ちに行きたいと思います。」とブースターへ勝利を誓った。
(香川 : デイビス選手 14得点 、高橋克実選手 12得点4アシスト 、チャップマン選手 9得点7アシスト8リバウンド3スティール1ブロック 、ローソンジュニア選手 16得点6リバウンド、小林巧選手 12得点5アシスト4リバウンド、ダマ選手 14得点6リバウンド)
(新潟 : ネルソン選手 10得点8アシスト 、ハント選手 9得点7リバウンド 、川村選手 9得点 、ジャンピエール選手 8得点4リバウンド )

