【プレビュー】アローズ11月ホーム戦2日,3日高松でヴィアティン三重戦(10月30日 香川ファイブアローズ)
B3 LEAGUE 2024-25 第6節 香川ファイブアローズホームゲーム
香川ファイブアローズ VS ヴィアティン三重
11月2日(土) 14:00 Tip off
11月3日(日) 14:00 Tip off
@高松市総合体育館
11月2,3日に高松市総合体育館で開催されるヴィアティン三重戦に向けてのチーム練習がFIVEARROWS TSURUO COURTで行れた。
選手達はゲーム形式の5対5を行うなど時折、籔内HC、阿保AC、筑波SCらコーチ陣の指示を受けながら、チーム全体で動きを確認。
選手達は互いにコミュニケーションを取りながらはつらつとした動きをみせていた。
籔内HCは前節の新潟戦をアローズが優勝を目指していく上でシーズン序盤戦の重要な指標となるゲームと位置づけしており、その「重要なゲーム、アウェーを2つ取れたことは良かった」とした。また、「新しいコンセプトのバスケットボールを選手達は取り組んでいてその彼らの個々のキャラクターがそのコンセプトに則った上で少しは見えてきた」と、プレーオフ進出と優勝に向けて、重要な選手の成長曲線の兆しを指揮官は感じ取っているようだった。
前節の新潟戦での手応えをもって次節、11月最初のホームゲーム、ヴィアティン三重戦にアローズは挑む。
籔内HCは三重のチームの特徴として、センターのキャルム・マクレイ選手ら外国籍選手が中心にゆっくりと攻めるハーフコートのバスケットボールのスタイルを上げた。相手のペースに付き合わず、今シーズンの香川ファイブアローズのスタイルである攻撃的守備からの速攻を武器に自分たちのバスケットボールをしっかりと貫くことが鍵とした。
現在アローズはB3開幕から5節10試合を終えて8勝2敗でリーグ4位。11月ホームゲームは三重戦を含む、3節6試合を控える。
香川をホームで熱くブーストする期間となる。12月までカードを見れば、1位の岩手戦と3位の東京U戦と上位陣との直接対決を控えており、
それまでにチームになんとしても弾みをつけておきたい。優勝への道程にホーム香川のブースター達の声援と後押しが間違いなく重要となってくる場面だ。
〇今シーズンのアローズについての期待を菊池コーチ、喜多コーチに直撃。(香川ファイブアローズのここに注目!)
ー今のアローズはどんなチーム状況に見えていますか?
(菊池さん)第4節の岡山戦の2試合目の勝ち方を見て、僕はちょっと勝ちがつづくんじゃないかなと思っていて、新潟に連勝して戻ってきた。
それはやっぱりすごく良いことだと思いました。
(喜多さん)今シーズンのアローズはメンバーがほぼ変わってしまい、そして若い選手が多いから、ちょっと噛み合うまでに最初は時間がかかるかなとおもっていたんですけど、案外早かった。それが僕は岡山戦辺りぐらいからだと。新潟戦を終えて今は、ディフェンスも機能して、オフェンスも機能しだしてっていう。良い状態になってきた。でもまだまだだと思います。まだまだ良くなりますよこのチーム。
ー前節の新潟アルビレックスBB戦はどうでしたか?
(喜多さん)新潟の選手はベテランが多いので、若い走れる選手がいるアローズは相性はよかったんじゃないかな。2戦目の後半は点差もついた。やっぱり前線からディフェンスでずっとできるっていうのが。しかも強度高くできるんで。やっぱりその辺が去年と違うと。
(菊池さん)去年は前線からプレッシャーじゃない、ただマークについているだけ。それが今年はチャンスあったらいつでも取りに行くぞっていうそういうプレッシャーがあると思うんです。それが今年の特徴であり違いだと思う。
ー昨シーズンとの今シーズンのアローズとの違い
(喜多さん)去年のオフェンスだと、5(センター),4(パワーフォワード)っていうのが多かったものね。
(菊池さん)うん。去年はスクー(ランダル選手)が中心で全部やっちゃって、ていう感じだったんですけど、今年のチームは日本人選手も軸になれるし。捨てるところがないっていう言い方が正しいかちょっと分からないけれど、相手ディフェンスから見て、捨てていいところがない。去年はあったと思うんです。相手もすごく守りにくくなっている。
(喜多さん)去年はスクーのところを少し離して守ったり、ダブルチームして守られるっていうのがあって、結構しんどいところがあったんですけど。今年の相手チームはそれがもう行けないんで。
ー昨シーズンからより一層チームで戦えている
(喜多さん)あと速い。そしてオフェンスもディフェンスも両方攻撃的な形になってきている。
ーこれが籔内HCが作りたかった形ということでしょうか
(喜多さん)そうだと思います。主流のスタイルはゴリゴリのインサイドの外国籍選手がいて、そこにちょっと預けてズレをつくっていくというのがあると思うんです。そうではなかったから、最初はこれどうするんかなって思っていて、心配というか、そういうところもあったけれど。その辺は籔さんがすごいと思いますね。
(菊池さん)それが噛み合ってきたのが岡山戦だった。
(喜多さん)前節の新潟戦の試合はもっと点差が開くとも思っていて。
(菊池さん)もっと点差を開けても良い試合だったとも思う。今後の対戦なども考えてもね。それぐらい力の差もあったと思う。
ー今年は優勝を狙うチームだという雰囲気がありますか。リーグ準優勝した経験のあるお二人から見て。
(喜多さん)そこに行くチームだろうなという雰囲気はありますね。
(菊池さん)勝負事なので、どうなっていくかというのは正直あるけれども、このチームならどういう状況でも対応できるんじゃないかなと思っていて。12月に上位チームとの対戦が控えているので。どうなっていくのか。ここからやね。
〇ヴィアティン三重はこんなチーム
三重県初のプロバスケットボールチームとしてB3参戦3年目。豊田合成で選手・コーチとして長年携わった玖田将夫HCが指揮をとっている。日本籍選手の多くは昨シーズンから引き続きプレーしており、FE名古屋で長くプレーしていた経験を持つ宮崎恭行選手やbjリーグ時代には大分ヒートデビルズでプレーした経験を持つ高松勇介選手がベテラン選手としてチームを支えている。そして香川にとっては忘れてはいけない人、溝口秀人選手がいる。2016-17シーズンに香川でプレーしたシューターだ。
溝口選手は仙台、B1北海道でプレーした後、2020年よりヴィアティン三重へ。ベテラン選手となって香川で7シーズンぶりの凱旋試合となる。こちらも楽しみなモーメントになるはずだ。
現在成績はB3で最下位。その中で外国籍選手のキャルム・マクレイ選手が1試合平均13.9得点、9.1リバウンドと気を吐く。老獪なセンター、マドゥアバム選手と共に中心になりハーフコートバスケットボールのスタイルが特徴だ。
○お得に試合が観られる無料招待。今節のアリーナグルメの目玉、ホットドッグ。3日には筑波拓朗SCのサイン会。お見逃しなく。
11/2(土),3(日)に開催されるヴィアティン三重戦はお得に観戦ができる企画が用意されている。
・<ホームタウンDAY企画>100名無料招待…東かがわ市・さぬき市の両市在住の方100名を2F自由席へご招待(在住・在勤・在学が証明できるものをご提示)
・<協同食品株式会社presents>100無料招待…各日先着100名様を1F指定席もしくは2F指定席。
・<株式会社小竹組presents>50名無料招待…高松市福岡町・松福町・松島町にお住まいの方、先着50名様を1Fメイン指定席(事前申し込みが必要)
・<カネミツキャピタルホテルpresents>…50名無料招待(事前申し込みが必要)
詳細はクラブホームページ(https://www.fivearrows.jp/news/game_20241102_20241103/ )
今節のアリーナグルメの注目はホットドッグ。エスコンフィールド限定のホットドッグと香川ファイブアローズの高橋育実選手、克美選手をイメージした限定のホットドッグが登場。
・エスコンフィールドHOKKAIDO限定販売のシャウエッセンを使ったホットドッグ(協同食品)
・高橋兄弟の華麗でカレーなホットドッグ(SUNNY SIDE FIELDS)
2024年7月5日引退を発表し今シーズンからサポートコーチとなった筑波拓朗さんのサイン会が11/3(日)試合終了後に実施。ブースターからの要望が多いとのことで実現。公式戦でのサイン会は恐らくこれが最後。
(筑波拓朗SCからのコメントをいただきました)
「応援していただいた皆さんに本当に感謝の気持ちがあります。選手としての最後に、皆さんに感謝の気持ちを伝えたいという気持ちもありますので、試合を見がてらいっぱい来ていただけると嬉しいです」
*注意事項……1Fクラブアローズブースにて整理券を配布。整理券の配布は開場と同時に開始。先着順で受付。サインは1カ所のみ。試合終了後にサイン会を実施。
クラブ公式Xを参照(https://x.com/fivearrows_K/status/1851202317795946741 )