ファイブアローズ

【ゲームレポート】アローズ見事カムバック。横浜エクセレンス戦ゲーム2で反撃。丸亀首位攻防戦1勝1敗。

B3リーグ2024-25 第17節 2試合目
香川ファイブアローズ  82- 73  横浜エクセレンス
@丸亀市民体育館 1月19日(日) 14:00試合開始
(試合終了のブザーで拳を握る高橋克実選手)

この日丸亀市民体育館に集まった1827人の観客の前で”瀬戸内ブルー”のユニフォームに身を包んだアローズ選手達が昨日の鬱憤を晴らすかのように躍動。

GAME1の試合後のミーティングで「自分達のやっていることに自信をなくすのをやめよう。明日は良い表情で全員来よう」と話した近藤キャプテン。

1Q序盤その近藤選手が2本のスリーポイントシュートを決めて先陣を切った。横浜EXのゾーンディフェンスを攻略し昨日とは違う姿を早速見せた。リバウンドの競り合いもダマ選手はじめチーム全体で何度も飛び込みボールを簡単に渡さない。

高橋克実選手が2Qには積極的にペイントアタックをしかけてバスケットカウントのプレーを成功させる。アローズブースターからの「克実」コールに小さく頷きフリースローを決めた。プレーで声援に応えた。

B3リーグNo.1の攻撃力を持つ横浜エクセレンスエース、ボイドⅢ選手のマークを任されたのは満尾竜次選手。

「徳島(対横浜EX)との試合も観ていて、ボイド選手が何本も決めるシーンがあったので絶対にさせないようにしよう。最後まで走り抜こうと思っていた。」と試合後満尾選手。前半のボイドⅢ選手のフィールドゴールの成功率は3/11で27%まで低下。試合全体では7/23で30.2%と終始張り付くようなディフェンスを見せてB3得点王を悩ませた。

この日の試合、近藤選手、高橋克実、満尾選手とそれぞれの持ち味を見せながらのアローズは点差を徐々に広げて3Q終了時香川63-46横浜EXと17点差のリードで4Qに入った。昨日と同じスタイルのバスケット、しかし昨日とは見違える姿があった。4Qに入り増子選手のスリーポイントシュートやボイドⅢ選手のスリーポイントシュートなどで11-0のランと横浜EXに追い上げられる場面もあったが、高橋克実選手のフリースロー、そしてアローズブースターの声援による後押しで横浜EXの追い上げムードを断ち切って、リードを明け渡さず見事カムバック。ブースターと共にチームを信じて一丸勝利。今節首位攻防丸亀決戦を1勝1敗とした。

籔内 幸樹HC :

(試合を振り返って)

横浜エクセレンスさんという本当に素晴らしいチームとこの2日間できたっていうこと。それがまず。これから先に必ず自分たちに繋がるというのはもう間違いないです。その中で昨日は敗戦して、今日はしっかり自分たちが勝つことができた。B3リーグの1位のチームとできたということで、ある程度道筋も見えて、良い2日間だったかと思っています。

(ボイドⅢ選手を守るなど今日の満尾選手はどうだったか)

ぼちぼちですね。ミツはもちろんディフェンスが良い選手だというのは理解してるんですけど。ただ、その彼の場合は、なんていうんですかね。やっぱり選手である以上、自分の長所でどうチームに良いエナジーを与えるかっていうのも考えてほしいんです。自分の仕事をしてるからじゃなくて。だから彼に昨日言ったのは、せっかく良いディフェンスできるんだったら、例えば一つ良いディフェンスしたら自分がガッツポーズして、そのエナジーがチームに伝染するかもしれないし。シーズン始まってからディフェンスに関してずっと信頼を置いてるからこそ彼はスタートで出ていると思っているので。

満尾竜次選手 :

(試合を振り返って)

昨日の負けからみんな今日やる気入っとって、自分たちのバスケットボールをしようっていうことをやっぱり試合前に籔内さんも言ってましたし、チームメイトの皆と喋って。昨日と多分大きく変えたことはないんですけど、自分たちによりフォーカスして、今日は臨んだのがいい結果に繋がったのかなと思います。

(ボイドⅢ選手に対するディフェンスについて)

ボイド選手にも関わらず去年自分がファイティングイーグルス名古屋にいたときからやっぱりアウトサイドの外国籍選手につく機会が去年は多くて。それが今年に入ってプレシーズンから始まって宇都宮のニュービル選手だったり、金沢のグリーン選手とかアウトサイドのポジションの外国籍選手っていうのは自分としては何か苦手意識っていうのはあまりなかったんで。そこは自信持って今日も昨日もつけたのかなとは思ってます。でもまだ全然改善点っていうのありますけど、ある程度守れたのかなとは思います。

(最後まで走り抜いた)

(ボイドⅢ選手は)本当最後まで気が抜けない選手っていうのを知っていて。前回エクセレンスが徳島とやってその試合もちょっと見てて、最後結果的には徳島が勝ちましたけど、最後ボイド選手が何本も決めてるっていうシーンが多かったので、今日も絶対させないようにしようと思って最後まで走り抜いてましたね。

近藤崚太選手:

(試合を振り返って)

そうですね。昨日を落として今日取り返せたっていうのはすごく一つそういう首位攻防対決で強度だったりとか、レベルの高い、バチバチのやり合いの中で、昨日取られた後にしっかり取り返せた。チームとして取り返せたっていうのが一つ僕たち全員で自信にしていいところかなと思ってます。

(序盤スリーポイントシュートを2本決めるなどあった。調子は)

前が空いたら打つっていうのは、ずっとシーズン開幕から変わらずに決めていることですし、少しちょっと肩の力が抜けてきたのかなっていうのは感じてますけれども。これぐらいのパーセンテージがいつもの僕なので。

(昨日の敗戦からの勝利。キャプテンとしてチームを見て変化など)

昨日の試合後半4クオーターで逆転したけどその後再逆転されてちょっとベンチ含めてちょっと表情が暗かったっていうのは、感じていて。

だから試合終わってロッカーで籔さんに一通り怒られた後に、もう絶対に自分たちのやってることだったりとか、自分たちに自信をなくすことはやめようって。今日はもう負けてもちろん悔しいのはわかるから。とりあえず帰って明日いい表情で全員来ようねっていうことは伝えて。今日はやってやろうぜ!って言って、いい顔できたので。一つそこは良かったんじゃないかなって思います。

そこがうまく持ってこれたっていうのは一つ籔さんも言ってますけど、優勝するためには連勝ってよりは連敗しないことが大事なんで。一つ負けてから跳ね返って、ちゃんと強く気持ちを持ってこれたのは、一つ好材料かなって思います。

(香川 : ダマ選手 18得点 16リバウンド 1ブロック 、 チャップマン選手 12得点 11リバウンド 3アシスト 1ブロック、高橋克実選手 12得点 6アシスト 2スティール 、近藤選手 12得点 3P 4/9 44.4% 2スティール 、満尾選手 11得点 3P 3/4 3リバウンド )

(横浜EX:ウィリアムス選手 10得点 8リバウンド 5アシスト 4スティール 、 ソウ選手 12得点 5リバウンド 4アシスト 1ブロック 1スティール 、ボイドⅢ選手 28得点 )

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