ファイブアローズ

【ゲームレポート】終盤見せた底力。アローズホーム品川戦GAME1は接戦を制す。

B3リーグ2024-25 第18節 1試合目
香川ファイブアローズ  85- 81  しながわシティバスケットボールクラブ
@高松市総合体育館 1月25日(土) 14:00試合開始
(4Q1:41 品川、東選手のディフェンスをものともせずダンクを決めるデイビス選手)

昨シーズン2敗を喫しアローズにとって難敵だった品川。前々節2勝したが、横浜EX、東京Uといった上位クラブからも勝ち星を上げるなど今シーズンも油断できない相手だ。この日の試合も前半から香川がリードしていく展開ながらも、昨シーズン香川に在籍し今シーズンより品川でプレーする山根選手のスリーポイントシュート、キャプテン伊藤選手のスリーポイントシュートなどがあり香川45-42品川と拮抗した展開で折り返した。

3Qアローズはキャプテンの近藤選手がスリーポイントシュートを決めるなど牽引していくが、勝負どころで品川、伊藤選手のスリーポイントシュートで遂に逆転され、香川62−66品川で4Qへ。4Q6:32香川68-77品川と9点差。やはり簡単にはいかない相手。だが、ここからアローズの反撃が始まった。

ダマ選手がフリースローを2本決めると、守っては請田選手を中心にディフェンスでプレッシャーをかけ続け24秒バイオレーションを獲得。そこからデイビス選手がインサイドペイント、速攻から近藤選手がスリーポイント、そして満尾選手のスリーポイントシュートで香川78-77品川と再逆転した。
アローズの勢いは止まらず請田選手がチャップマン選手とのピックアンドロールのプレーからスリーポイントシュートを決めて、更にはデイビス選手がダンクをたたき込み15-0の連続得点。4Q1:41香川83-77品川。試合終了間際、ダマ選手、チャップマン選手がリバンドをしっかり取りボールを保持しつつ、フリースローを決め切りゲームを締めて香川85-81品川。
試合終盤にオフェンス、ディフェンス共に香川らしいプレーをみせて勝利へのモメンタムを見事に掴んだ。

試合後、籔内HCは「なかなかターンオーバーも減らなかったりとか、(要所で)シュートも入らないっていうところで苦しんでいた。4クォーターの時に、ターンオーバーが2(と抑えられた)。スリーポイントもいくつか入った。ディフェンスで相手をシュートまで行かせないっていうところが作れた。4クォーターに少し自分たちを出せたっていうのは良かったかなと思う」とこの日の4Qの終盤のプレーを評価した。試合全体の内容ではまだまだ厳しく、不満の残る様子だったが、まず強豪と認める品川とのホームでの対戦で1勝をあげて、選手達を労いながらも安堵した表情。「明日はゲーム2だけど、また新しいゲーム。また0からのゲームだと思っている」と続けた。明日に向けて気持ちを切り替えて品川戦ゲーム2へと挑む。

(香川: チャップマン選手 11得点 9アシスト 5リバウンド 、 デイビス選手 12得点 5リバウンド 2アシスト 1ブロック 2スティール 、 ダマ選手 15得点 5アシスト 9リバウンド 1ブロック 1アシスト 近藤選手 15得点 )

(品川:フェイゾン選手 27得点 11リバウンド 5アシスト 2ブロック 1スティール 、 伊藤選手 17得点 2アシスト 、コヴァル選手 11得点 11リバウンド )

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