【ゲームレポート】アローズ今季ワーストの21ターンオーバーで東京Zに痛恨の敗戦。GAME2は巻き返しを。
B3リーグ 2025-26 第8節 GAME1
香川ファイブアローズ 61-68 アースフレンズ東京Z
@高松市総合体育館 11月15日(土) 14:00試合開始
(第3クオーター、ブルーナー選手の激しいマークを振り切りシュートするランプキン選手)
今シーズンワースト21ターンオーバー。終盤11点リードを吐き出し東京Zに敗れる
高松市総合体育館でアースフレンズ東京Zを迎えてのB3リーグ第8節GAME1。香川ファイブアローズはアースフレンズ東京Zと対戦し61-68で敗れた。試合終了残り5分、ヘイモンド選手のジャンプシュートでの得点の場面で11点差のリードを奪いながらも、最終盤に失速した。
第4Q残り1分42秒、東京Zのベンレヴィ選手に3Pシュートを決められ、61-63と逆転を許すとその後は得点を上げることができず痛恨の敗戦。
敗因は今シーズンワーストとなる21回のターンオーバー。このターンオーバーに加えて東京Zに14スティールを許し、チームの総得点も今シーズン最少の61得点に終わった。特に第4クォーターでは、流れの中から相手にボールを奪われるターンオーバーを5回、東京Zのスティール3回を記録。このミスから流れに乗れず終盤の失速の要因となった。
籔内HC「責任果たせてない」と怒り
試合後、籔内HCは「自分がコーチをしてからこんな数字は見たことがない。ワーストです」と終始落胆した様子だった。「21回ボールを失い、うち14回がライブターンオーバー。それだけで24得点を相手にあげている。それだけボールを失えば得点も取れない。今日の敗因はターンオーバーに尽きる」と断じた。
ターンオーバーの原因については、選手たちの持つ「責任」の欠如を指摘。「どんな理由があっても、僕的にはボール失ったらダメだと思う。選手としての責任はそこを果たせてないんじゃないか」「『やるべきことをやらずに負ける、というのは無責任な選手の集まりになる』と、責任の部分を話した」と、ロッカールームで選手に厳しい言葉を投げかけたことを明かした。
指揮官は「こんな残念なゲームをして、また明日来てくださいというのは、非常にファンの皆さんには言いにくい。だが、また勝っていくことでしか、もう一回僕たちを証明することもできない。明日なんとかこれを続けないようにしたい」と、翌日のGAME2での巻き返しを誓った。
厳しい敗戦ではあったが、試合終了後の翌日試合のチケット販売ブースには長蛇の列があった。選手達が勝利へ向けてなんとかしようと、もがく姿もアローズブースターには伝わっている様子だ。ブースターの熱い期待を背負い、アローズは明日の雪辱を期す。
(香川:デイビス選手 14得点9リバウンド4アシスト2ブロック1スティール 、高橋克実選手 14得点 3P 4/7(57.1%) 1アシスト1スティール 、ランプキン選手 9得点6リバウンド3アシスト1ブロック )
(東京Z:コームズ選手 21得点12リバウンド3スティール 、 ブルーナー選手 19得点3リバウンド4スティール 、ベンレヴィ選手 10得点7リバウンド2ブロック 金本選手 8得点1リバウンド9アシスト1スティール )









