ファイブアローズ

【プレビュー】アローズ11月の締めくくりアウェー金沢武士団戦。浮かれることなく連勝を伸ばす!

B3 LEAGUE 2023-24 第8節 アウェー
金沢武士団 VS 香川ファイブアローズ
11月25日(土) 15時ティップオフ
11月26日(日) 14時ティップオフ
@七尾総合市民体育館

11月22日(水)、この週末に行われる第8節アウェー金沢武士団戦へ向けてチーム練習をFIVEARROWS TSURUO COURTで行った。
チームは先日選手契約となったPGの山根響選手を加え溌剌とした姿を見せていた。今回、契約となった山根選手には、「いい目をもっていると思う。そのいい目というのが今のチームに必要だと思う」と籔内HCも期待を寄せた。また、怪我から戦列を離れていたフォワードのママドゥ選手も練習に参加。復帰が近い見込みだが、12月に入ってからとなりそうだ。チーム練習はディフェンスを中心に確認を行い最後は山根選手、ママドゥ選手を含めて5対5を行うなど。チーム状態は金沢武士団戦に向けて上がってきている。

クラブ連勝記録への挑戦。シーズンの山場へ向けて。

先週の第7節アウェー東京U戦で見事連勝した香川ファイブアローズは通算10勝4敗で順位は4位へ。
今はレギュラーシーズンの1/4を過ぎようかというところ。マラソンで例えるならば中団あたりでスタートし、序盤戦を終えてしっかりと先頭集団へと入ったというところ。
11月に入って負けなしの6連勝、プレイオフ進出とチャンピオンシップの獲得へ向けて先頭集団の位置で見えてくるのは、2021‐22シーズンに記録したクラブ連勝記録の12連勝。まだまだ気の早い話ではあるがこのまま連勝が続くことがあれば、12月の第11節、福井ブローウィンズ戦はクラブ連勝新記録への挑戦となる。
そこもひとつの目標としながら、さらに後続を引き離して今のポジションを確固たるものにしていきたい。

連勝中も浮かれることなく、地道にチームの課題と向き合う

6連勝中のチームで現状について籔内HCは「しっかり勝てているという中で勿論雰囲気は良くなっていて、その中でも今まで自分たちができていないこと、特にファンダメンタルの部分についてしっかり向き合ってやっていこうとしている。チームとして崩れる場面もおろそかにせずにやっていくのが一番大事。」と話す。シーズンが進むにつれゲームの戦術的な部分がフォーカスされがちではあるが、自分たちの崩れる場面もあり、そこをいかに抑えるかという部分に腐心。
この部分について筑波選手も「いい時間は本当いい時間なんです。ミスしたりとか、うまく守れてないとかそういう時間を少なくしたい。オフェンスではボールをしっかり動かしてチームとして良い流れ、特に第1クオーターや第3クオーターといった立ち上がりの部分を次の金沢武士団戦でも意識してやっていこうと思っています」と話し勝利に向けて余念がない様子だった。

金沢武士団はどんなチーム?

現在1勝13敗リーグ最下位と苦戦を強いられており、金沢武士団のチーム状況は芳しくない。練習環境もままならない状況でもあるとも伝え聞く。そんなチーム状況でもチームの中心となり「あきらめないプレー」をしているのが金久保翔選手だ。
香川を離れ2021-22シーズンから金沢武士団の中心選手として活躍。コートを縦横無尽に走りSGのポジションながらリバウンドにも果敢に飛び込む金沢武士団のダイナモだ。もう一人は昨シーズン香川でもプレーしたジョシュア・クロフォード選手。前節山口戦で連日ダブルダブルを記録するなど、インサイドでハッスルプレーを見せる。
また、金沢武士団の状態から思い出されるのが、高松ファイブアローズの2勝50敗の2011-12シーズン。当時、1勝するまでが遠いシーズンではあったが、そこに向かってひたむきにプレーする選手、試合会場へ足を運ぶブースターになんとか楽しんでもらえるようにイベントなどで工夫をこらそうとするフロントスタッフ陣がおり、「勝てないけれどそれでも応援したくなった」ブースターも少なからずおり、私もその一人。金沢武士団の「あきらめないプレー」に対してリスペクトを持って向かいたい。

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