ファイブアローズ

【プレビュー】週明け平日の瀬戸大橋ダービー開催。ファイブアローズは岡山でプレーオフへの道を見据える!

B3 LEAGUE 2023-24 第19節 アウェーゲーム
トライフープ岡山 VS 香川ファイブアローズ
2月19日(月) 19時05分ティップオフ
2月20日(火) 19時05分ティップオフ
@ジップアリーナ岡山

いよいよ2023-24シーズンのB3も残り試合のほうが少なくなってきた。
2月11日には1位福井のプレーオフ進出が確定し、昨日18日の試合を勝った福井はB3の連勝記録を26へ更新、このまま突き抜けそうな気配を漂わせる。
B2への昇格へ、必要なのはプレーオフ進出と、プレーオフトーナメント準優勝以上(3位でも上がれる可能性はあるが他に自力ではない条件があるため、割愛)。
現在レギュラーシーズン2位の香川ファイブアローズにとって、福井と当たらずに準優勝以上が狙え、かつ、それまでのラウンドをホームでプレーオフを戦うことができる2位の位置は守りぬかねばならないもの。
「現実的な目標としてなるべく福井と闘わなくて済む3位以上。その中でも(プレッシャーのかかる試合を)やるならホームで。ホームでするのは全然違います。(籔内HC)」籔内HCは選手時代の2014-15シーズン、ファイブアローズ所属で当時BJリーグのプレーオフへ8位で進出。アウェーの洗礼を受けて2連敗でシーズンを終えた経験もある。ここまで14勝2敗と強いホームゲーム開催権を勝ち取り、ファンの前でB2昇格を決めたい。
瀬戸大橋ダービーと銘打たれジップアリーナ岡山で行われるこの試合は、2階席大人1,000円、高校生以下無料で見ることができ、コラボグッズの販売、その他試合中のイベントもたくさん組まれ、お祭りムードが漂う。
試合を見に行かれる方は試合前は存分に楽しみつつ、香川ファイブアローズのプレーオフ2位以内でのフィニッシュを見据えた戦いへ気持ちを届けてほしい。

ではこの終盤、チームはプレーオフへ何かが変わったか?

そんなチーム状況ではあるものの、練習は落ち着いた雰囲気。冗談も飛び出し笑い声が響きながらも強度の強いチーム練習、個人練習が行われている。
ストロングポイントを殺しあう熾烈なゲームとなった東京Z戦を除けば、ファイブアローズは1月以降相手を80得点未満に抑え込むことができている。
「リバウンドやディフェンスで外国籍選手に頼るんじゃなくて、 (相手の)外国籍の選手へ僕たち日本人選手がプレッシャーをかけたり、相手の日本人に好きにさせないことが大事」と上良キャプテンが言うよう、ラインナップで誰が出ていたとしても、コート内でスイッチでディフェンス対象が変わってもそれぞれの選手が互いに何かを伝えあい、相手の好きにさせない動きができてきているように見える。
「僕はライブコミュニケーションといっているんですけど、ディフェンスだリバウンドだとただ声を出すんじゃなくて、どうしたいんだと(相手に伝えなさい)。(試合中に)○○と名前を呼ぶのも、○○に何をどうしてほしいか、生きたコミュニケーションを取りなさいよと。」と籔内HCはいう。
開幕時に課題に挙げていたコミュニケーションのレベルが1つ上がり、それが勝利につながることで自信を持てるようになってきた。
連勝しても、それがストップしても、プレーオフが近づいてきていても変な浮つきがないのは、その掴んだ自信が大きな理由のように思える。

岡山のポジションと現在位置

開幕直後は負けが込み、低空飛行が続いていたトライフープ岡山。
但し、選手の実力的にもともと日本人選手も外国籍選手もB3で中位以上の実力があるチームだった。
大きく変わったのは、メディアにも多く出演していた比留木前HCという強烈なリーダーシップが失われた点。情熱的にチームを率いるカリスマ性のあった比留木前HCが去り、「すごくまじめで一生懸命な性格(籔内HC)」な大森HCへのバトンタッチは簡単なものではなかったはず。
性急な判断をせず覚悟をもって大森HCの指導がフィットしてくるのを待ったチームの方針は時間はかかったがいい方向へ進み、1月最初の5連勝を皮切りに17節では上位勢の横浜エクセレンスに2連勝するなど、勝率5割以上を維持しB3の台風の目となっている。
大森HCの性格と通底するインテンシティの高さは試合からから伝わってくるようになり、本来の実力が発揮されてきている岡山は、8位以内でのプレーオフ出場がまだまだ射程圏内。上位勢を引きずり降ろさないといけない岡山にとってホーム戦へ賭けるモチベーションは高い。
香川ファイブアローズにとっては、14位という順位以上にやりづらい相手だ。

3000人プロジェクト、3月2日、3日は高松市総合体育館へ!

もはや、メディアデー(メディアへの取材解放日)で見かけないことのほうが珍しくなった生岡代表。
この日も来るべき新リーグへ向け、目標の平均来場者1,500人を必達目標に掲げてテレビメディア・新聞へトップセールスを敢行。
3月2日3日に高松市総合体育館で行われるホームゲームでは両日とも来場3000人を目指す。
両日とも先着500名は無料で入場できる。
詳しくは、香川ファイブアローズウェブサイト:https://www.fivearrows.jp/news/game_20240302_20240303/ 参照。

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