ファイブアローズ

満員観音寺でアローズ首位福井から勝利!!ダマ選手が躍動33得点

B3リーグ2023-24 第22節2試合目
香川ファイブアローズ 84-82 福井ブローウィンズ
@観音寺市総合体育館 3月10日(日) 14:00試合開始

(4Q5:30ダマ選手のスラムダンクに拍手喝采)

B3リーグの順位トップ2対決となった今節に観音寺市総合体育館での1試合観客数記録更新となる1457名が集まった。そして、そのブースターの前で、B3リーグ記録となる31連勝というまさに破竹の勢いをもった福井ブローウィンズからホームを守った。ブースター含めて全員で守り切っての勝利だった。

象徴的だったのが香川ファイブアローズリードで展開し終盤のフリースロー。福井ブローウィンズのエリス選手がフリースローを2本。際立つ香川ブースターのブーイングの「圧」。観音寺市総合体育館内の空気が振動する。思わず力が入ったエリス選手がシュートを2本とも外した。香川がディフェンスで守ってリバウンドを奪取する度には大きな歓声が上がった。ブースターが最後までチームを鼓舞し続け、声援を後押しに選手達は攻守に渡り走り続けた。

そして、ブースターにとっての発火点になったのが香川ファイブアローズ背番号25番、ムッサ・ダマ選手だ。
明るい性格で周囲を和ませるアローズのムードメーカー。試合後の籔内HC曰く「彼のエナジーというのは、チームに火をともす着火剤」。
前半からインサイドペイントでのシュートを確立良く決めて17得点。そして、守っては福井のエース、ボイド選手に対するディフェンスで存在感を示す。3Q終盤香川61−61福井の場面で、シュートがリングにはねたボールを押し戻すプットバックで得点すると、ディフェンスではボイド選手へのパスを防ぎミスを誘い、速攻へと繋げる。そしてそのままダンク。香川が福井に対し一歩前へ先んじると、観音寺市総合体育館へ集まったブースターの声援が更に熱を帯びて大きくなっていった。4Q5:30にもランダル選手からパスを受けてもう一度ダンク。バスケットボールの花形とも言えるダンクをこの日2本たたき込み、会場の歓声のボリュームは最大値に達した。ダマ選手はこの日シーズンハイとなる33得点10リバウンドのダブル・ダブルと攻守に渡って躍動。ゲームは最後に福井ボイド選手のスリーポイントシュートが決まるなどし2点差まで追い上げられたが、それでもリードを明け渡すことはなかった。
連勝中の首位福井からの1勝をもぎ取り、1457名の観客の前で見事ホームを守りきった。

レギュラーシーズンの最終盤残り4節8試合。プレイオフホーム開催をかけた大一番が続く。
首位福井とのレギュラーシーズンの直接対決はこれで決着となったが、まだまだ最後まで気の抜けない試合が続く。B2昇格に恐らく最も重要な要素となるプレイオフホーム開催をかけて2位の座を確保しなくてはいけない。3位鹿児島との勝率差は0.011のみ。つまり鹿児島との残り試合の勝敗差がほぼないため、勝ち星が同じか上回ることが条件だ。タフでタイトな状況はつづく。香川の残りの日程は、三重(アウェー)岡山(ホーム丸亀)山口(アウェー)さいたま(ホーム高松)となる。間違いなくブースターの後押しの如何で違いが生まれる大きな要素だけに、しっかりと楽しみながらチームをブーストして、悔いなくシーズンを走り抜きたい。

(香川 ダマ選手 33得点 10リバウンド、ランダル選手 18得点 12リバウンド 9アシスト 、ストックマン選手 12得点)
(福井 ボイド選手 21得点 8リバウンド、 サイモン選手 21得点 エリス選手 18得点)

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