【プレビュー】アローズ、チーム連勝新記録へ!12月7日、8日 とくぎんトモニアリーナ那賀にて四国ダービー。アウェー徳島ガンバロウズ戦。(12月7日 香川ファイブアローズ)
B3 LEAGUE 2024-25 第11節 アウェーゲーム
徳島ガンバロウズ VS 香川ファイブアローズ
12月7日(土) 16:00 TIP OFF
11月8日(日) 13:00 TIP OFF
@とくぎんトモニアリーナ那賀
香川ファイブアローズは前節の金沢戦で12連勝。
クラブ史上3度目(2023年12月10日山口戦,2022年4月30日西宮戦)の快挙となった。
過去には2009年大阪戦、bjリーグ時代にも11連勝を達成している。そして今節はいよいよ新記録に挑む。
四国ダービーで徳島県那賀町にて徳島ガンバロウズと対戦。昨シーズンの対戦成績は香川が3勝1敗とリード。
今シーズンのB3四国ダービーは今節と年末12月29,30日14節ホーム高松市総合体育館での試合を控えており、今後のプレーオフ進出のシード権を占う重要なシリーズだ。
○香川ファイブアローズのここに注目!
前節金沢戦で見事MVPに選ばれた根來新之助選手。ロスター的にはチームの10人目、11人目となるであろう選手の活躍は間違いなくアローズにとっての好材料。チームのエースが期待通りの仕事を行う以上に、10人目11人目の選手が活躍する環境はチームの大きな底上げに繋がり、チャンピオンシップを獲得するチームにとっては必須。スタメン選手以外、香川のベンチから出てくる選手達がどういうパフォーマンスをしてくるか?
注目選手は佐藤大介選手上げたい。試合では身体を張ったプレーをする一方、体育館ではスリーポイントシュートも籔内HC自らパスを出し多く放つなど練習を重ねている。
○徳島ガンバロウズはこんなチーム
徳島ガンバロウズ代表の藤田恭嗣氏は那賀町出身でスポーツで徳島を盛り上げると意気込みBリーグ参入。その地元を盛り上げるという意味においても那賀町でのゲームは重要に違いない。今節では那賀町の地元の方々を多く招待しバスケットボールの魅力を伝える。剣山はじめ標高1000m以上の山に囲まれ緑豊かな那賀の町へバスケットボールで熱狂を誘う。
徳島ガンバロウズの成績は、現在B3リーグ順位8位で10勝10敗と昨シーズンの序盤戦と比べると低調だ。チームの攻守の柱である1番コームズ選手が怪我から復帰も、27番センターのマックスウェル選手がインジュアリーリスト入りするなど苦しい台所事情。その中でも徳島ガンバロウズのキャプテンを務めるPGの2番、塚本選手はB3リーグのアシストランキング1位で1試合平均で5.7アシストとガンバロウズのフロアリーダーだ。また得点源となるエースの4番ドーソン選手は前節の三重戦で42得点のシーズンハイとチームを牽引している。
ドーソン選手やコームズ選手が中心に攻める中で、香川から加入のストックマン・ジュニア選手、若狭選手やジャワラ選手らが合わせていくのが特徴ともいえる。
徳島ガンバロウズは身体のぶつかり合いの中でも負けずハードワークするディフェンスが見られる一方で、アップ・アンド・ダウンに走り回る今シーズンのスタイルで速攻からスリーポイントシュートを多投する。一試合平均のスリーポイントシュートの試投数が29.7本とペースが速い。
逆に相手にも多く走られることにも繋がり、一試合平均の失点が約80点と高止まり。香川は前線からの激しいディフェンスで主導権を握り、走り勝つバスケットボールをしていきたいところだ。
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B3リーグは11節を迎えレギュラーシーズンの日程の1/3を終える。
香川ファイブアローズは現在12連勝中で、B3リーグ順位2位。
1位の横浜EXをゲーム差1で追う。3位は東京U、4位岩手とリーグ前半戦順位の上位陣の様相。中位は混戦模様で9位にB2降格の新潟が迫り、8位の徳島ガンバロウズはプレイオフ進出に向けては全く気の抜けない位置にいる。
香川は徳島戦の次の12節でアウェー岩手、13節東京Uと上位陣との直接対決が続く。徳島のバスケットボールファンにアローズのバスケットボールを魅せつつ、なんとしても好調の波を切らさずに挑みたいところだ。