【プレビュー】アローズ 一昨年B3王者の岩手ビッグブルズに挑む。アウェー盛岡で連勝を目指す(12月13日 香川ファイブアローズ)
B3 LEAGUE 2024-25 第12節 アウェーゲーム
岩手ビッグブルズ VS 香川ファイブアローズ
12月14日(土) 15:00 TIP OFF
11月15日(日) 13:00 TIP OFF
@盛岡タカヤアリーナ
黄色と水色の声援が渦巻いた徳島県那賀町での四国ダービー。
GAME2にはアローズがリードを奪われ、後半序盤には9点差をつけられ劣勢に立たされた。しかし、アローズブースターの大きな声援を受け、チームは反撃を開始。
3Q終盤、高橋育実選手が連続スリーポイントを決めるなど12-0のランで逆転に成功。その後、徳島の攻勢を跳ね返して見事勝利を収め、連勝記録を14に伸ばした。
今シーズン、このチームはどこまで延びるのか。
次節はいよいよ現在リーグ4位岩手ビッグブルズとの対戦。リーグ上位との直接対決でアウェー盛岡タカヤアリーナへと向かう。
○香川ファイブアローズのここに注目!
GAME2では那賀の山までものともせずに駆け付けたアローズブースターの声援を受けた連続スリーポイントシュートでチームに反撃の狼煙を上げるプレーとなった高橋育実選手。後半だけで15得点を上げるなど、その得点能力をいかんなく発揮。チームの連勝記録を見事に伸ばす後押しとなった。ここ4試合の平均得点は10.5得点、フリースローは13/13と100%を記録。B3フリースローランキングでは3位の89.1%と順位も上げてきている。スリーポイントシュート成功率も40.4%で相手にとって警戒すべき選手へと変貌を遂げている。
○岩手ビッグブルズはこんなチーム
bjリーグ時代、幾度となく秋田や仙台といった強豪クラブに肉薄し熱戦を演じてきた東北の雄、岩手ビッグブルズ。
2010年に設立。前沢牛が有名で畜産業が盛んな地域。NBAのシカゴ・ブルズと同じブルズの名前を冠したチームだ。香川とは2017-18シーズン以来の対戦となる。ダマ選手にとっては前所属クラブで中心選手として活躍していた。
鈴木裕紀HC体制3シーズン目。一昨年のB3ではレギュラーシーズン45勝7敗をマークし優勝B2昇格。昨シーズンはB2で13位と1年で降格してしまったが、ディフェンスでは失点ランク2位(一試合平均75.85失点)とその評価は高い。手堅いバスケットボールをしており、シーズン序盤の1試合平均失点も60点台とそのディフェンス力を武器に首位を走っていた。
しかし、エースのクレイ・マウンス選手が怪我で離脱のダメージが大きかった。
11/19にマウンス選手が右足甲部の負傷でインジュアリーリスト入りすると、そこから成績は1勝5敗と一気に下降。シーズン序盤、怪我で戦列を離れていたジェラルド・ビバリー選手が復帰し、エースの穴埋めをしようとするも、歯止めがかからず、現在13勝7敗とトップグループから離れる格好となっている。
スタイルはムボジ選手、オディジ選手らゴール下の番人とも呼べる外国籍選手がリバウンド争いでしっかりボールを納めながら、蒔苗選手、ベテランの後藤選手や月野選手ら日本籍選手もハードにディフェンスしていく。
注目はPGの2番石川選手。1試合平均で12.2得点を上げ、スリーポイントシュートも39.5%と高確率。フリースロー成功率は88.5%で4位。B3屈指のPGと言えるだろう。香川戦には青森ワッツで活躍した22番門馬選手が復帰予定。ホームの声援を受けてチーム一丸でマウンス選手の穴をカバーしてくるはずだ。
○12/15(日)イオン綾川1F グリーンコートにてパブリックビューイング12:00-
岩手ビッグブルズ戦のGAME2では12時よりイオン綾川にてパブリックビューイングが開催される。みんなでアウェー岩手ビッグブルズ戦を応援しよう。
https://www.fivearrows.jp/news/detail/id=17241