【プレビュー】10月21、22日試練の善通寺開催。「自分たちのディフェンス」で連勝をつかむ。
B3 LEAGUE 2023-24 第3節
香川ファイブアローズ VSしながわシティバスケットボールクラブ
10月22日(日) 18時ティップオフ
10月23日(月) 19時ティップオフ
@善通寺市民体育館
先週のホーム開幕節で徳島ガンバロウズ相手に1勝1敗とし、通算3勝1敗。
B3リーグ戦は既に全勝のチームがなくなり、混戦の様相を見せつつある。
日曜日の試合をスキップしたファイブアローズのキーマン、”KJ”こと松井選手は「無理をさせる時期ではないし、それ以外の日本人選手にお前たちがもっとやれ、というハッパをかけただけ」で休ませたと籔内ヘッドコーチが言うよう、18日も元気に練習参加しており、今節は出場見込み。
B2への復帰に必要なのは勝ち星を積み重ねること。今節は2勝2敗のしながわシティバスケットボールクラブを善通寺に迎えるが、ここで立ち止まるわけにはいかない。
チーム作りはまずディフェンスから
「自分たちがどれだけいいディフェンスができるのかを証明したい。どのクウォーターでも二桁得点取らせないくらいでないと、チャンピオンシップを目指すチームとは言えない。」と静かに決意を語ったラベネル選手。筑波選手からも「自分の役割はまずディフェンスから。そこを頑張らないと(出てる価値がない)」と相手に向けた対策より自分たちのすべきことにフォーカスしたディフェンス練習に時間を割いている様子の香川ファイブアローズ。
籔内ヘッドコーチも「品川さんはいい選手がいるチームだと思う。けれども止められない選手じゃない。普通に止められるようじゃないと。(そこを目指している。)」とまだまだ発展途上のチームを上へ引っ張り上げる。
相手をタフショットへ追い込むディフェンス、的確なポジショニングで奪ったディフェンスリバウンドに注目して、ぜひ「グッドD(ディー)!」と称賛してほしい。
しながわシティバスケットボールクラブはどんなチーム?
バスケットボールチームのほかにフットサル、ビーチバレーのチームを持つしながわシティ スポーツクラブ傘下になっているが、ルーツはB3やBjリーグへ参戦していた東京サンレーヴス。2012年設立のプロバスケットボールチームだ。
昨シーズンは9勝43敗で16位と沈んだ。今季ここまで5分の戦いができているのは、2m越えながら3Pも決められる22番ディクソン、25番コヴァルに加え、1試合当たり10点程度は取ってくる93番高橋、1番尾形、16番伊藤までのスターティング5が盤石だから。
但し、出場時間の偏りは大きく、タイムシェアができているとは言い難い。山口、八王子と続いた試合で第1試合に比べて第2試合がハイスコアな展開となっているのはその出場時間の格差と無関係であるわけがない。
スターティング5を引っ張らざるを得なくなってくると台所事情が苦しい。逆にあとから出てくるセカンドユニットの頑張りが見られると好ゲームを作っていける、そういうチームといえそうだ。
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