ファイブアローズ

リバウンドを制して山口戦のGAME1を見事勝利。アローズ連勝を11に延ばす。

B3リーグ2023-24 第10節1試合目
香川ファイブアローズ 86-71 山口パッツファイブ
@丸亀市民体育館 12月9日(土) 18:00試合開始
(2Q、山口パッツファイブのエイブラム選手のディフェンスをかいくぐりフックシュートを決めるダマ選手)


試合は上良選手の連続スリーポイントシュート、続けて山本選手のスリーポイントシュートと序盤からアローズペースで進み、2Qに山口のチームディフェンスからターンオーバーが出てしまい、重富選手、山口選手のスティールなどから停滞する場面も一時あったが3Q,4Qと香川がリードと広げることに成功しホーム戦の勝利を守り連勝を11に延ばした。

「ゴール下を制するものがゲームを制する」と言われるが、チーム全体のリバウンドで香川52-26山口とゴール下を制したこの日のアローズだった。
2Q、3Qとダマ選手がこの時間帯に13本のリバウンドを獲得。山口のチームディフェンスの上手さから得点が決まらず停滞した流れの中、オフェンスリバウンドからの得点、そして、相手の攻撃を寸断させるディフェンスリバウンドに貢献。チーム全体で18本とターンオーバーも多くあり、盤石とは言いがたいところもあるが、リバウンドを支配し、その分大きく崩れはしなかった。

シーズンの序盤は、悪い流れのまま逆転されてしまうパターンもあったが、それも今では大きく引きずることがなく後半からしっかりと立て直すことができる。この日はクオーター毎の点数で2Qこそ16-17と押されてしまったが、他のすべてのクオーターで競り勝ちリードを広げた。

リバウンドに関して、「香川52本に対して山口26本というのは、なかなかない数字でこれに関して選手達はよく頑張ったと思う」と試合後籔内HC。ダマ選手も「リバウンドは自分のストロングポイント。」と胸を張った。連勝も11と延ばしたが、籔内HCは「ターンオーバーが多く出た部分、山口のスティールの上手さというのは彼らの特徴で、そこに対してもう少しうまくできるはずだし、明日しっかりやっていこうと思う」と明日の試合に向けて引き締めた。

また、この日出場した立石勉選手が公式戦初得点。「チームの勝利、そしてファンの前でプレーできたことが何より嬉しかった。ここからがスタートとしてどんどん積み重ねていけるようにしたい。」と話した。

明日はいよいよクラブ連勝記録タイとなる12への挑戦。今後に弾みをつける試合としたい。

(香川:ランダル選手 15得点、8リバウンド、7アシスト ダマ選手 14得点、13リバウンド ラベネル選手 13得点、8リバウンド4アシスト 山本選手 10得点 3P3/6 2スティール)
(山口:ケンドリック選手 18得点10リバウンド2ブロック1スティール、ジャクソン選手 14得点、吉川選手 10得点)

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