ファイブアローズ

【ゲームレポート】アローズセミファイナルゲーム1は惜敗。明日ファイトバックを!

B3 PLAYOFFS SEMIFINALS 2023-24 1試合目
香川ファイブアローズ 63-72 鹿児島レブナイズ
@高松市総合体育館 4月27日(土) 18:00試合開始

(4Qルーズボールに飛び込むフォファナ選手)

鹿児島レブナイズ武藤選手のシュートが決まると、すぐさまラベネル選手がスリーポイントシュートを決め返しこの日の試合は始まった。開始5分が鍵になると思うと試合前籔内ヘッドコーチが話していたが、その後、序盤からゲインズ・ジュニア選手のアタックや元香川でプレーしたリチャードソン選手のインサイドや森田選手のピックアンドロール等を軸に得点を先行していく鹿児島。開始5分切ったところで、香川6-10鹿児島と鹿児島優勢で試合が進んでいく。対する香川は前半終了間際にラベネル選手がスリーポイントシュートを決めるなどして追い上げの機会を伺う。前半終了香川34-39鹿児島。後半巻き返したい香川は、ストックマン・ジュニア選手のペイントアタックやダマ選手のアタックで追い上げていくが、鹿児島レブナイズ中島選手、藤田選手のスリーポイントシュートですぐさま決め返していく。追いつきたい香川は松井選手、上良選手がスリーポイントシュートを狙うも、鹿児島のディフェンスに阻まれて決めきることができない。4Qにもなんとか追い上げをはかる香川だが、勝負どころでゲインズ・ジュニア選手のスリーポイントシュートが決まるなどし、点差を徐々に広げられる。4Qには鹿児島ディフェンスの前に、ターンオーバー7とミスが重なり、痛手に。香川のシュート成功率は全体で38.6%と低調気味で、鹿児島レブナイズのチームディフェンスに攻めあぐねた。最後まで追いつくことはかなわず、ゲーム1は悔しい敗戦に。

籔内 幸樹HC:
(試合の振り返り)
やることはシンプルで明日負けたら終わってしまうので、僕たちはどういうことがあっても必ず勝たないと、次に進めない。
リバウンドが香川34鹿児島41、ターンオーバーが香川10鹿児島8というところで、9ポゼッション香川が少ないとなると、なかなか勝つということが難しいですし、最初のところからフリースローをもう少し決められれば良かったとか、ちょっとずつほころびがずるずるでてきて、1回自分たちで取り戻すことができなかった。それでも思いっきり鹿児島さんに持っていかれることまではなかったんですけど、何度か最後に捕まえるチャンスはあったんですけど、その度、結局そういうところであと1本だったりとかあと一つ守ることができなかったということだと思います。

(明日選手たちに求めること)
思い切ってやればいいと思うんですよ。負けたら私の責任なんで。ターンオーバーは香川がリーグの中で福井に次いで少ないチームなんですけど。思い切ってやってくれれば、野球で例えるならば、思いっきり振り切って中途半端な併殺打がなくなるとか、そういう部分に繋がったりだとかあると思うんです。そういう部分に繋がるので。チャンスがあるなら攻めなさいとは話はしています。ボール貰ったらリングを見なさいよと。でも、そう言って、やってやろうと思っててもなかなか出来ないというのもバスケットだし、自分たちの実力だということだと思います。

イバン・ラベネル選手:
(試合の振り返り)

鹿児島は80点〜90点取るチームなので、ディフェンスの部分は72点ということで、そこまで悪いとは思っていない。シンプルにオフェンスで得点出来なかったことが敗因だと考えている。率直に今日は鹿児島がすごくいいディフェンスをしていてその中で僕たちがゲームの中、時間の中でうまくアジャスト出来ていなかった。明日に向けて、もっとこうできるとか、スクー選手とも話しをして、それをうまくチームに還元できるようにしたい。

(鹿児島ゲインズ・ジュニア選手とのマッチアップについて)

AJ選手(アンソニー・ゲインズ・ジュニア選手の呼び名)は得点能力が高い選手ですが、元々彼の武器はリングへのアタックやトランジション、速い展開での得点能力だと思うところで、今日は外のシュートが結構当たっていた。彼の得意な部分は上手く守れているところもあるので、そこまで悪いものでもなく、むしろ自分たちのオフェンスで自分たちがやろうとしていることを遂行できなかったっていうのがやはり敗因だと思っているので、今日の試合を映像で振り返ってうまく明日修正したいと思う。

(プレーオフ、このシリーズでのXファクター。鍵は?)

明日勝つ為には、リバウンド。今日、リバウンドを負けているので、まずリバウンドでしっかり勝って、ディフェンスを小さいところを修正して、オフェンスでは求められたことをしっかり遂行してお互い信頼しつつ自身をもってやること。明日、選手が集まるときに話したいことは自信を持ってプレーしようということ。それに尽きる。コーチ陣、フロントスタッフが選んで、選ばれて香川にきていることにプライドを持って、自信をもってプレーしようと。

上良 潤起選手:
(試合の振り返り)

ちょっと自分自身力も入りすぎたのかなというふうには感じていて。堅くなりすぎて、シュートタッチもそうですけど、上手くいかない時間帯もあり。1クオーターから鹿児島に勢いを与えてしまった。今日の試合すごく悔しい気持ちがありますが、明日気持ちを切り替えて、しっかりコミュニケーションを取って全力を尽くしたい。

(森田選手やリチャードソン選手、元チームメイトと昇格を争う舞台に)

お互い本当に勝つか負けるかっていう試合。元チームメイトで仲はいいんですけど。本当に一番負けたくない相手。B3の中で一番負けたくない。彼らも悔しい思いをしていると思うんですけど、自分も本当に悔しい思いばかりしているので。今日は負けてしまったけれども。明日やり返したい。

(香川:ダマ選手 18得点 6リバウンド , ラベネル選手 15得点 12リバウンド , ストックマン・ジュニア選手 14得点 )

(鹿児島:ゲインズ・ジュニア選手 21得点 9リバウンド , リチャードソン選手 20得点 6リバウンド , 藤本選手 9得点)

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