ファイブアローズ

【ゲームレポート】セミファイナルゲーム2は鹿児島レブナイズと延長戦!熱々バトルも無念決着。B2昇格は鹿児島の手に。

B3 PLAYOFFS SEMIFINALS 2023-24 2試合目
香川ファイブアローズ 83-86 鹿児島レブナイズ
@高松市総合体育館 4月28日(日) 14:00試合開始

(4Q残り時間2秒で3点差。同点のスリーポイントシュートを決めて、フィールドゴール確定のスワグ・パフォーマンスをするラベネル選手。試合は延長戦に)

試合終了間際同点スリーポイントシュート。延長戦の熱々バトルも無念決着。
アローズはセミファイナルゲーム2を落としてプレーオフ敗退。目標とした1年でのB2復帰は叶わなかった。
第1Qから鹿児島との最大得点差が-12点からスタートしたセミファイナルゲーム2。鹿児島に終始先行され厳しい展開だった。
それでも、大きな魅せ場があった。第4クオーター9点差を追う展開からスタートしたが、香川が誇るデュオ、ランダル選手、ラベネル選手が輝きを放つ。ラベネル選手のインサイドペイントでの得点、ランダル選手のスリーポイントシュートなどで連続9得点を上げ、4Q6:44に香川60-61鹿児島と追いつくと、更には、ラベネル選手がスリーポイントシュートを加え、一気に逆転。高松市総合体育館の香川、鹿児島両ブースターの応援合戦もそこから沸点に達した。試合は抜きつ抜かれつの白熱のシーソーゲームの様相。4Q0:02でラベネル選手が同点のスリーポイントシュートを決めて、延長戦に突入。延長戦は、鹿児島エース、ゲインズ・ジュニア選手と香川のエースのラベネル選手お互いのエースが決めては防ぐ白熱戦。最後はラベネル選手が試合終了間際スリーポイントシュートを惜しくも外し鹿児島が勝利した。第4クオーターから延長戦までで、香川リードが3回、鹿児島リードが5回、同点が6回とまさに死合。これぞプレーオフ、バスケットボールの醍醐味が詰まった試合となった。

2023-24シーズンに起こした種火
籔内HCは試合後「種火はついていると思う。それを何とか消さないように。このプレーオフにはいって、沢山のブースターの方に声をかけていただいた。選手達は幸せだと思う」また、「生岡社長はじめフロントスタッフの皆さんが昼夜問わず香川ファイブアローズの為に動き続けてくれたことに感謝しています。それにより、平均1500人以上の観客の方々に観てもらえた。この香川ファイブアローズを是非香川の方々に伝えるということをメディアの皆さんも協力していただいて、なんとかこの種火を消さないように。お願いします」と話した。

ソーシャル・メディア上では、既にブースター有志によるハッシュタグ、#種火を消すな が上がっており、香川ファイブアローズをなんとか盛り上げようと思い思いにアイデアや行動がシェアされている。種火とは、香川ファイブアローズを楽しむ、そしてこの日のゲームのような感動の火を次の誰かに灯すことに他ならないのだろう。籔内ヘッドコーチも最後に「この日のゲームのような盛り上がりが続けば、プロスポーツ不毛の地とも呼ばれる香川県のスポーツ文化も間違いなく変わるはず」と話した。

(香川:ラベネル選手 32得点 9リバウンド ,  ランダル選手 24得点 11リバウンド  , 上良選手  11得点 )

(鹿児島:ゲインズ・ジュニア選手 26得点 , リチャードソン選手 23得点 10リバウンド , ゲール選手18得点 , 藤本選手 11得点 )

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