【ゲームレポート】アローズ、運命のセミファイナル第3戦を突破。「香川一丸」で掴んだファイナルへの切符。
B3 PLAYOFFS SEMIFINALS 2025-26 3試合目
香川ファイブアローズ 73 - 63 新潟アルビレックスBB
@あなぶきアリーナ香川 メインアリーナ 5月11日(月) 19:00 試合開始
(1Q、2分13秒ランプキン選手が果敢にアタック)
【昨シーズンプレーオフ新潟戦の雪辱を晴らす。初のファイナル進出へ】
B3プレーオフセミファイナル、香川対新潟。勝てばファイナル進出という運命の第3戦。香川ファイブアローズは香川73-63新潟とし、見事に勝利を手にした。
昨季プレーオフでの悔しさを、あなぶきアリーナ香川のセミファイナルの舞台で晴らした。前半は新潟・マック選手の3Pなどで11-0のランを許し31-28と苦しい展開が続いたが、後半開始から今林選手、ランプキン選手、デイビス選手らが激しいディフェンスからの速攻と3Pで逆転に成功。そのまま新潟の猛攻に耐えた。
4Q終盤、デイビス選手が5ファウルで無念の退場となるも、ランプキン選手の3Pが流れを引き寄せる。そして4Q残り48.4秒、請田選手が勝利を決定づける3Pをヒット。請田選手が咆哮し、あなぶきアリーナ香川に”黄×炎”の炎が灯った。最終スコア香川73-63新潟。アローズは悲願のファイナルへと駒を進めた。昨季の悔しさを糧に積み上げてきた日々。その答えが、あなぶきアリーナ香川に刻まれた瞬間だった。
【コンセプトに立ち戻り、後半9連続得点で難所を打開。「香川一丸」の黄×炎を背に勝利】
GAME3の試合前ミーティングで、籔内HCは選手たちにこう語りかけた。「ポストシーズンはどのみち2勝しないといけない。昨日のことは気にしなくていい。自分たちを見つめ直す機会だ」。GAME3で何か特別なことをするのではなく、自分たちのディフェンスコンセプトに立ち戻り実行することを強調した。
「1Qの終盤には良いプレーができていて、苦しいのはむしろ新潟だと思っていた」と振り返る籔内HC。ハーフタイムのロッカールームで選手たちに伝えたのは、前半のうちにできていた良いプレーの部分だった。「もう一回、1Qのつもりでしっかりやろう」。自分たちの信じてきたディフェンスを我慢してやり切れば、必ず転機が訪れると確信していた。3Qの立ち上がりから、今林選手のスティール、デイビス選手が新潟の強烈なアタックに耐えながら守り続ける。そして、ランプキン選手のスティールから高橋耕陽選手が素早いオフェンスに繋げて得点。一気に逆転へ。レギュラーシーズンで失点数リーグ最少を誇ったタイトな守備が蘇った。9連続得点で逆転に成功し、アローズのバスケットを取り戻した瞬間だった。
開幕から積み上げてきたすべてが、この瞬間に結実した。
平日開催のGAME3に約2000人の声援が集まった。「香川一丸」と掲げたセミファイナル。なんとか選手たちを勝たせたいというブースターの”黄×炎”がチームを支えた。
「すごくタフなGAME3だったけれど、ブースターの皆さんが僕たちに力をくれたので勝ち切れた」と試合後のランプキン選手は語った。
試合後、籔内HCはブースターへの思いをこう語った。
「選手たちと一緒に一つ一つ階段を上がって、成長して、それをたくさんの方に見ていただいて。ただ見るんじゃなくて、本当に勝たしたいんだろうなって。シンプルに本当に勝たしたい、勝って欲しいというのがすごく伝わってきます。一バスケットボールをやってきた者としても嬉しかったのは、ディフェンスを見て、ディフェンスでうちの選手たちも盛り上がるし、いいディフェンスしたときの皆さんのこの一体感っていうのが、なんか個人的にはすごく好きでした。嬉しかったです。だからこそ、優勝したチームのブースターさんだよって言えるように。皆さんにプレゼントできるのもそこだけなので。」
ブースターへ優勝をプレゼントすることを誓った籔内HC。その言葉が、ファイナルへの決意を物語っていた。
翌週、5月18日(月)19時より3日間、あなぶきアリーナ香川にてB3リーグ最後のプレーオフファイナルが開幕する。bjリーグ参入初年度以来、Bリーグ参入後は初となるファイナルの舞台。対戦相手は立川ダイスとなる。
(香川:ランプキン選手 18得点11リバウンド4アシスト1ブロック1スティール、 今林選手 14得点3リバウンド2アシスト1ブロック2スティール、 デイビス選手 11得点2リバウンド1アシスト1ブロック 、 ヘイモンド選手 9得点5リバウンド3スティール)
(新潟:ムトンボ選手 11得点17リバウンド1アシスト4ブロック、マック選手 14得点5リバウンド1ブロック1スティール、五十嵐選手 9得点1リバウンド1アシスト)
















